ChatGPTで自分専用のカスタムGPTを作り、長い指示や参考資料を登録して使ってきた人にとって、大きな仕様変更が予定されています。
OpenAIは、カスタムGPTを2026年12月11日に提供終了する予定で、作成者がプラグインへ移行できる仕組みを進めています。
「せっかく時間をかけてGPTを作ったのに使えなくなるの?」
「カスタムGPTがプラグインという名前に変わるの?」
「プラグインを使うとクレジットが必要?」
「WorkやCodexまで使わなければいけない?」
このように、今回の変更は複数の仕組みが関係するため、分かりにくいと感じる人もいるでしょう。
先に整理すると、カスタムGPTが単に「プラグイン」という名前に変わるわけではありません。
現在のカスタムGPTは提供終了予定で、作成者は指示やナレッジファイルなどを、別の仕組みであるプラグインへ移行できます。
また、WorkやCodexはプラグインとは別の機能です。WorkやCodexなどクレジットに対応する機能では、まずプランに含まれる利用分を使い、その上限に達した後も利用を続ける場合に追加クレジットが関係します。
つまり、「カスタムGPT→プラグインへの移行」と、「Work・Codexなど→利用枠・追加クレジット」は別の話です。プラグインを利用するために、必ずWorkやCodexを使う必要はありません。
この記事では、カスタムGPT終了で何が変わるのか、プラグインへ何が引き継がれるのか、Chat・Work・Codex・クレジットの関係、さらに今後どのように使えばよいのかを整理します。
※この記事は2026年9月30日時点で確認できるOpenAI公式情報をもとに整理しています。ChatGPTの機能、料金、利用枠、プラグインの提供状況や移行日程は今後変更される可能性があり、プラン、アカウント、地域、ワークスペースなどによって実際の表示や利用条件が異なる場合があります。最新情報はOpenAI公式案内や、ご自身のChatGPT画面でご確認ください。
- カスタムGPTがいつまで使えるのか
- カスタムGPTとプラグインは何が違うのか
- プラグインへ何が引き継がれるのか
- 移行しても引き継がれないもの
- 今回の変更を「改悪」と感じやすい理由
- Chat・プラグイン・Work・Codexの関係
- プラグインを使うと追加クレジットが必要なのか
- WorkやCodexの利用枠と追加クレジットの仕組み
- プロジェクトを代替手段として利用できるのか
- 提供終了までに準備しておきたいこと
カスタムGPTは2026年12月11日に提供終了予定
OpenAIは、カスタムGPTを2026年12月11日に提供終了する予定です。
適用される提供終了日になると、カスタムGPTとそのGPTページにはアクセスできなくなる予定です。
重要:現在のカスタムGPTを長く使っている人は、提供終了直前になってから対応するのではなく、指示やナレッジファイル、普段使っている質問を今のうちに確認しておくと安心です。
この移行はすべてのChatGPTプランに影響しますが、移行機能やプラグインを利用できる時期・条件は、アカウントやワークスペースによって異なる場合があります。
また、条件を満たして延期が承認された一部のEnterpriseワークスペースでは、提供終了日が2027年2月11日となります。
新しいGPTの作成・公開に関する制限と、既存GPTの提供終了は別のスケジュールです。自分のアカウントやワークスペースに個別の案内が表示されている場合は、その案内を優先して確認してください。
Enterprise向け標準日程では2026年10月26日に新規作成終了予定
OpenAIが案内しているEnterprise向け標準日程では、2026年10月26日にカスタムGPTの新規作成を終了する予定です。
この10月26日という日程は、Enterprise向けガイダンスとして案内されています。個人アカウントなどでは、製品内に表示される案内や自分のアカウントに適用される日程を確認してください。
新規作成が停止した後も、まだプラグインへ移行していない既存GPTは、適用される提供終了日まで利用でき、編集も可能と案内されています。
移行するまで既存GPTは使える
現在のカスタムGPTは、適用される提供終了日までは引き続き利用できます。
そのため、移行の案内が表示されたからといって、その場ですぐプラグインへ移行しなければならないわけではありません。
ただし、カスタムGPTをプラグインへ移行すると、元のGPTは提供終了まで利用できるものの「読み取り専用」になります。
移行後は元のGPTを編集できず、作成者でも削除できなくなります。必要な修正は移行前に済ませ、その後の変更はプラグイン側で行います。
他の人が作ったGPTは利用者側では移行できない
自分で作成したGPTではなく、他の人が公開・共有しているGPTを利用している場合は、自分でそのGPTをプラグインへ移行することはできません。
元のGPTに表示される通知や、作成者から案内される代替プラグインなどの情報を確認する必要があります。
現在そのGPTを利用できていても、移行先のプラグインへ自動的にアクセスできるようになるとは限りません。
カスタムGPTが単に「プラグイン」という名前に変わるわけではない
今回の変更で特に誤解しやすいのが、カスタムGPTとプラグインの関係です。
カスタムGPTがそのまま残り、名前だけ「プラグイン」に変更されるわけではありません。
現在のカスタムGPTという仕組みは提供終了予定で、作成者は既存GPTの指示やファイルなどを、別の仕組みであるプラグインへ移行できます。
| 項目 | 主な役割 |
|---|---|
| カスタムGPT | 指示・知識・機能などを設定した専用GPT。標準日程では2026年12月11日に提供終了予定 |
| プラグイン | 再利用可能な指示、参照ファイル、接続アプリなどを組み合わせられる仕組み |
| Chat | 質問、検索、文章作成、相談などを行う通常の会話機能 |
| Work | 長めの複数工程の作業や成果物作成を任せるエージェント |
| Codex | コード作成・修正・テストなどを行うソフトウェア開発向けエージェント |
移行後のプラグインは、対応しているChatGPT画面では「@」メンションや「+」メニューなどから呼び出して利用できます。
インストール済みのスキルが利用できる環境では、質問内容に合う場合にChatGPTが関連するスキルを自動的に使うこともあります。ただし、すべての質問で必ずプラグインが実行されるわけではありません。
つまり、プラグインを利用するからといって、毎回WorkやCodexへ切り替える必要があるわけではありません。
カスタムGPTからプラグインへ何が引き継がれる?
カスタムGPTからプラグインへの移行では、すべてを最初から作り直すわけではありません。
OpenAIは、GPTで利用していた主な指示やファイルなどをプラグインへ移すための移行機能を用意しています。
指示は「スキル」として移行される
カスタムGPTに登録していた指示は、移行すると新しいプラグイン内の「スキル」になります。
スキルは、ChatGPTやCodexに対して、どのような方法や手順で作業するかを伝える役割を持ちます。
ナレッジファイルは参照ファイルへコピーされる
GPTに登録していたナレッジファイルは、プラグインの参照ファイルへコピーされます。
長い指示やPDF、Wordファイルなどを使って自分専用GPTを作ってきた人にとっては、大切な設定の一部を引き継げる仕組みです。
接続済みアプリも移行対象になる
GPTに接続済みのアプリがある場合は、移行先のプラグインへアプリとして追加される予定です。
ただし、実際に利用するには、接続先サービスへのアクセス権、アカウント認証、操作の承認、ワークスペース側の設定などが別途必要になる場合があります。
移行されるのは最新の公開済みバージョン
移行前に特に注意したいのが、GPTのバージョンです。
OpenAIによると、移行にはGPTの「最新の公開済みバージョン」が使用されます。
注意:下書き状態の変更や未公開の編集内容は移行されません。ここでいう「公開」は、不特定多数の利用者へ一般公開することを意味するわけではありません。
移行前には、現在使いたい指示やファイルが最新の公開済みバージョンへ反映されているか確認しておきましょう。
過去の会話や選択モデルは引き継がれない
現在のGPTで行ってきた過去の会話は、プラグインへ移行されません。
GPTで選択していたモデルも、そのまま引き継がれるわけではありません。
過去の会話の中に今後も必要な情報がある場合は、提供終了前に必要な内容を別途保存しておくとよいでしょう。
カスタムアクションも自動移行されない
外部サービスなどと接続するためにカスタムアクションを利用しているGPTでは、さらに注意が必要です。
カスタムアクションは、通常の移行ワークフローでは引き継がれません。
必要な作業に対応するアプリで代替できる場合もありますが、内容によってはカスタムMCPサーバーなどを使った技術的な再設定が必要になることがあります。
再構築した連携機能が、元のカスタムアクションとまったく同じ機能を提供するとも限りません。
共有設定もそのまま移行されない
現在のGPTの共有設定も、プラグインへそのまま引き継がれません。
既存GPTの利用者へ、新しいプラグインへのアクセス権が自動的に付与されるわけでもありません。
移行された個人用プラグインは最初は非公開で、移行しただけで他の利用者へ自動的にインストールされるわけでもありません。
一般公開する場合には、別途プラグインの申請手続きが必要になります。
移行後のプラグインは元のGPTと同じとは限らない
指示やファイルを移行できても、今までのGPTとまったく同じ動作になるとは限りません。
OpenAIも、移行したプラグインが元のGPTとは異なる応答をする場合があると案内しています。
そのため、移行後は普段使っている質問だけでなく、少し難しいケースでも移行前後の結果を比較しておくことが大切です。
- 登録した指示を正しく守るか
- 想定した参照ファイルを使用するか
- 必要な形式で回答やファイルを生成するか
- 必要なツールや連携機能が正しく動くか
「指示とファイルを移行できる=今までと完全に同じGPTになる」とは限りません。
細かな指示を追加し、何度も回答を確認しながら自分好みに調整してきたGPTほど、移行後のテストは重要になります。
カスタムGPT終了は「改悪」なのか?
今回の変更を改善と見るか、改悪と感じるかは、これまでカスタムGPTをどのように使ってきたかによって変わります。
「自分で決めた指示と資料を登録し、自分専用GPTを普通のチャットとして使う」という利用方法を続けたい人は、移行や再確認の手間が増え、従来より使いにくいと感じる可能性があります。
作り込んだカスタムGPTをそのまま残すことはできない
長い時間をかけて調整したGPTでも、現在の「カスタムGPT」という提供形式では残せなくなる予定です。
指示やナレッジファイルなどは移行できますが、過去の会話、選択モデル、共有設定、カスタムアクションなど、そのまま移行されないものもあります。
さらに、移行後の応答が従来と同じになる保証もありません。
一方でプラグインになって便利になる部分もある
プラグインには、従来のカスタムGPTより使い方を広げられる可能性もあります。
プラグインには、作業方法を伝えるスキルのほか、外部アカウントや情報、操作につながるアプリなどを含めることができます。
外部アプリや複数のツールを組み合わせて仕事をしたい人にとっては、指示とツールを一つのワークフローとして利用しやすくなる可能性があります。
反対に、外部サービスとの連携を必要とせず、「自分の指示と資料を使った専用チャット」が欲しい人には、このメリットを感じにくい場合があります。
プラグイン・Chat・Work・Codex・クレジットの関係
今回の変更を理解するうえで重要なのが、プラグインとWork・Codex、さらに追加クレジットを分けて考えることです。
プラグインを使うことと、WorkやCodexを使うことは同じではありません。

また、WorkやCodexなどの利用枠と追加クレジットは、カスタムGPTからプラグインへ移行することとは別の料金・利用量の仕組みです。
| 使い方 | 主な役割 | クレジットとの関係 |
|---|---|---|
| 通常Chat | 質問、検索、文章作成、相談など | 2026年9月30日時点の個人向け案内では、追加クレジット対象機能として挙げられていない |
| プラグインをChatで利用 | スキルや対応する連携機能を利用 | プラグインそのものを使うたびに一律でクレジットを消費するとは案内されていない |
| Work | 長めの複数工程の作業 | 対応プランでは、まずプランに含まれる利用分を使用。上限後は追加クレジットを利用できる場合がある |
| Codex | ソフトウェア開発 | 対応プランでは、まずプランに含まれる利用分を使用。上限後は追加クレジットを利用できる場合がある |
プラグインは通常のChatから使える
対応するプラグインは、ChatGPTで「@」メンションを使ったり、「+」メニューから選択したりして利用できます。
そのため、移行したプラグインを利用するために、必ずWorkやCodexを起動する必要があるわけではありません。
ただし、利用できるプラグインや機能は、プラン、アカウント、ワークスペース、役割、地域、利用する画面、プラグインに含まれる機能などによって異なります。
通常Chatは現在の追加クレジット対象として案内されていない
2026年9月30日時点のOpenAI公式情報では、個人向けの追加クレジットは、Codex、ChatGPT Work、Word、Excel、PowerPointなど、プランやアカウントで対応している機能に利用できます。
通常のChatそのものは、現在の個人向けクレジット案内で追加クレジット対象機能として挙げられていません。
通常Chatで質問や文章作成をしているだけで、WorkやCodexなどの対象機能向け追加クレジットが自動的に消費される仕組みではありません。
ただし、通常Chatにも契約プランごとのモデルやメッセージ数などの利用上限があります。これは、ここで説明している追加クレジットとは別の制限です。
WorkやCodexなどはまずプラン内の利用分を使う
追加クレジットに対応する機能では、最初から購入したクレジットが使われるわけではありません。
まず、契約しているプランに含まれる利用分が使われます。その上限に達した後も対象機能を使い続けたい場合に、利用可能なアカウントでは追加クレジットを購入・使用できます。
対応するプラン・アカウントでは、「Work・Codexなどの対象機能を使う → まずプラン内の利用分を使う → 上限に達した後、必要に応じて追加クレジットを利用する」という順番です。
PlusやProでは、対応するエージェント機能の一部が同じ利用枠を共有します。そのため、一つの対象機能を多く利用すると、別の対象機能で利用できる残り枠に影響する場合があります。
利用量は「1回使えば1回分」ではない
WorkやCodexなどの利用量は、単純に「1回使ったら1回分減る」という仕組みではありません。
利用する機能やモデル、タスクの内容、入力・出力の量などによって実際の使用量は変わります。
通常Chatで目的を満たせる作業まで、無理にWorkやCodexで行う必要はありません。
プラグインを使うだけで必ず追加クレジットが必要になるわけではない
2026年9月30日時点のOpenAIの個人向けクレジット案内では、プラグインそのものは追加クレジットの対象機能として挙げられていません。
そのため、「カスタムGPTがプラグインへ移行する=今後はプラグインを使うたびに追加クレジットが必要になる」と考えるのは正確ではありません。
一方、プラグインから利用する機能や接続先によっては、クレジット対象機能や外部サービス側の利用条件などが関係する場合があります。
クレジットの対象機能や購入条件は今後変更される可能性があるため、自分のアカウントで利用できる内容は「設定」→「使用状況」で確認するのが確実です。
ChatGPT Plus・Proの料金はいくら?
追加クレジットとは別に、ChatGPT Plus・Proには通常の月額料金があります。
2026年9月30日時点でOpenAIが案内しているPlusとProの料金・提供状況は次のとおりです。
| プラン | 月額料金(米ドル) | 2026年9月30日時点の状況 |
|---|---|---|
| ChatGPT Plus | 20ドル | 利用可能 |
| ChatGPT Pro($100) | 100ドル | 新規・既存とも利用可能 |
| ChatGPT Pro 20X($200) | 200ドル | 原則として新規登録・アップグレードを一時停止中。既存契約は継続 |
※料金や提供状況は変更される可能性があります。税金、地域、契約経路などによって実際の請求額が異なる場合があります。Pro $200は新規登録・アップグレードが一時停止されていますが、条件を満たす一部の利用者には一度限りの再登録が認められる場合があります。
追加クレジットの価格や購入条件は一律ではない
追加クレジットを購入できる金額、価格、支払い方法、利用上限、対象機能などは、アカウント、地域、プランによって異なる場合があります。
クレジット購入に対応しているアカウントでは、「設定」→「使用状況」などから残高や購入できる内容を確認できます。
購入した利用クレジットは購入日から12か月間有効です。期限までに使わなかったクレジットは失効し、有効期限後へ繰り越されません。
料金やクレジットについては、ネット上の古い情報だけで判断せず、自分のアカウントに表示される内容を確認することが大切です。
カスタムGPTの代わりに「プロジェクト」を使う方法もある
「専用の指示」「参考ファイル」「継続するチャット」をまとめて使いたい場合は、ChatGPTの「プロジェクト」を試す方法もあります。
非公開プロジェクトでは、Google Driveのファイル・フォルダーやSlackチャンネルなど、対応アプリのリンクをプロジェクトのソースとして追加できます。また、プロジェクト内のチャットでは、接続済みアプリを利用することもできます。
ただし、プロジェクトはOpenAIがカスタムGPTの公式な移行先として案内している機能ではありません。公式の移行先として案内されているのはプラグインで、プロジェクトは用途に応じて検討できる別の選択肢です。
プロジェクトには指示・ファイル・チャットをまとめられる
- プロジェクト専用の指示
- 参考ファイル
- 関連するチャット
- 非公開プロジェクトで追加できる対応アプリのリンク
- 利用可能な接続済みアプリ
プロジェクトでは、関連するチャット、ファイル、指示を一つの場所にまとめ、継続する作業の文脈として利用できます。
執筆、調査、計画など、同じテーマで繰り返し行う作業にも向いています。
共有プロジェクトにも対応している
プロジェクトは個人利用だけではなく、他の人と共有して共同作業することもできます。
2026年9月30日時点では、プロジェクト共有はChatGPT無料版、Go、Plus、Pro、Business、Enterprise、Eduで利用できると案内されています。
共有プロジェクトでは、チャット、アップロードしたファイル、プロジェクト固有の指示などを共同作業の文脈として利用できます。招待方法や共同作業者数、ファイル数などの上限はプランによって異なります。
プロジェクトの利用条件や上限はプランによって異なる
プロジェクトとプロジェクト共有は、プランの提供状況やワークスペース設定に応じて利用できます。
アップロードできるファイル数や共同作業者数などにはプランごとの違いがあります。また、プロジェクト内で使用するモデルや各種ツールにも、それぞれのプランや機能の利用上限が適用されます。
自分のアカウントで利用できる機能や上限は、ChatGPT画面やOpenAI公式案内で確認してください。
プロジェクトは完全な代替ではない
カスタムGPTとプロジェクトは同じ機能ではありません。
GPTからプラグインへの公式な移行方法や、プラグインとして再利用するワークフロー、従来のカスタムアクションなどを利用している場合は、プロジェクトだけでは同じ環境を再現できない可能性があります。
一方、カスタムGPTを主に「決めた指示に従わせる」「参考資料を使わせる」「同じテーマの作業を継続する」という用途で使ってきた人なら、プロジェクトで一部を代用できる可能性があります。
今後は何を使えばいい?
どの機能を選ぶかは、これまでカスタムGPTで何をしていたかによって変わります。

| 主な使い方 | 検討する方法 |
|---|---|
| 自分で作ったカスタムGPTを公式の移行方法で引き継ぎたい | プラグイン |
| 移行したプラグインを会話形式で使いたい | 通常Chat+プラグイン |
| 指示と参考資料を使った継続的な作業環境が欲しい | プロジェクト+通常Chatも比較 |
| 外部サービスを組み込んだ再利用可能なワークフローを使いたい | 対応するプラグイン |
| プロジェクト内で外部の情報も参照したい | プロジェクト+対応アプリ |
| 長めの複数工程の仕事や成果物作成を任せたい | Work |
| プログラム開発やコード修正をしたい | Codex |
| 普通の質問、検索、文章作成、相談をしたい | Chat |
重要なのは、新しく用意されたすべての機能を使うことではありません。
自分がこれまでカスタムGPTで行っていた作業を整理し、その目的をできるだけ少ない負担で続けられる方法を選ぶことが大切です。
標準日程の2026年12月11日までにやっておきたいこと
カスタムGPTを長く利用してきた人は、提供終了直前になってから対応するより、今のうちに必要な情報を整理しておいた方が安心です。
- GPTの指示を保存する
- ナレッジファイルの原本を保管する
- 最新の設定を公開済みの状態にする
- 普段使っている質問を保存する
- 移行後のプラグインをテストする
- 必要ならプロジェクトも比較する
GPTの指示を保存する
最初に保存しておきたいのが、自分で作ったGPTの指示です。
長期間にわたって修正してきた指示は、それ自体が再利用できる大切なデータです。
プラグインへ移行する予定であっても、念のため別の場所にも保存しておくと安心です。
ナレッジファイルの原本を保管する
GPTへアップロードしているPDF、Word、Excelなどの資料も確認しておきましょう。
移行機能ではナレッジファイルが参照ファイルへコピーされますが、元ファイルも自分の手元に残しておくと安心です。
最新の設定を公開済みの状態にする
移行にはGPTの最新の公開済みバージョンが使用されます。
下書きのまま保存している変更内容は移行されません。
移行前には、現在使いたい指示やファイルが最新の公開済みバージョンへ反映されているか確認しておきましょう。
ここでいう「公開」は、不特定多数の利用者へ一般公開することを意味するわけではありません。
普段使っている質問を保存する
移行後の動作を比較するため、普段そのGPTへ入力している質問もいくつか保存しておくと便利です。
簡単な質問だけでなく、「このGPTだからこそ、決めたルールどおりに回答してほしい」という少し複雑な質問も残しておきましょう。
移行後のプラグインをテストする
移行したプラグインは、元のGPTと異なる応答をする場合があります。
普段使っている質問と、少し難しい質問の両方を試し、指示、参照ファイル、出力形式、必要な連携機能が期待どおり動くか確認してから本格的に切り替えるとよいでしょう。
必要ならプロジェクトも比較する
OpenAIがカスタムGPTの公式な移行先として案内しているのはプラグインです。
一方、指示・資料・継続するチャットをまとめて使うことが中心なら、プロジェクトが自分の用途に合う可能性もあります。現在は対応アプリも利用できるため、必要な外部情報を参照しながら作業する使い方もできます。
現在のカスタムGPTが利用できる間に、「現在のカスタムGPT」「移行後のプラグイン」「プロジェクト+通常Chat」を別々に試し、自分の作業に合うものを確認しておくと判断しやすくなります。
まとめ|プラグインへの移行とWork・Codexのクレジットは別の話
OpenAIは、カスタムGPTを標準日程で2026年12月11日に提供終了する予定で、作成者がプラグインへ移行できる仕組みを進めています。
ただし、カスタムGPTがそのまま「プラグイン」という名前に変わるわけではありません。
カスタムGPTをプラグインへ移行すると、指示はスキルへ、ナレッジファイルは参照ファイルへ引き継がれます。接続済みアプリも移行対象です。
一方、過去の会話、選択モデル、共有設定、カスタムアクションなど、そのまま引き継がれないものもあります。
移行後のプラグインが元のGPTとまったく同じ応答をするとは限らないため、普段の質問や難しいケースでテストすることも重要です。
また、プラグインとWork・Codexは別の仕組みです。
移行したプラグインは、対応していれば通常のChatから呼び出して利用できます。プラグインを使うために、必ずWorkやCodexを使う必要はありません。
WorkやCodexなど追加クレジットに対応する機能では、まず契約プランに含まれる利用分が使われます。その上限に達した後も利用を続ける場合に、利用可能なアカウントでは追加クレジットを使用できます。
「カスタムGPT終了=プラグインを使うたびに追加クレジットが必要になる」という意味ではありません。カスタムGPTからプラグインへの移行と、Work・Codexなどの利用枠・追加クレジットは分けて考える必要があります。
長い指示や資料を登録し、自分専用のカスタムGPTを普通のチャットとして使ってきた人にとっては、移行や再テストの手間が増えるため、「以前より使いにくくなった」と感じる可能性があります。
一方、外部アプリや複数のツールを組み合わせたワークフローを利用する人にとっては、プラグインによって使い方が広がる可能性もあります。
通常の質問や文章作成ならChat、移行した専用ワークフローを使うならプラグイン、長めの複数工程の作業ならWork、ソフトウェア開発ならCodexというように、自分の目的に合わせて使い分けることが大切です。
指示・参考ファイル・継続するチャットをまとめて使いたい場合は、プロジェクトも選択肢になります。現在は対応するアプリやプロジェクト共有にも対応しているため、利用できる場面も広がっています。
標準日程では2026年12月11日まで現在のカスタムGPTを利用できます。今のうちに指示、ナレッジファイル、普段使っている質問を保存し、移行後のプラグインが自分の用途で問題なく使えるか確認しておくと安心です。
新しく登場した機能をすべて使うのではなく、自分がカスタムGPTで便利にしていた作業を、できるだけ少ない負担で続けられる方法を選ぶことが、これからのChatGPTを使ううえで重要になるでしょう。
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