Google AdSenseから2026年7月に「広告技術パートナーの更新」や「AIのラベリング規制」という案内が出て、「何か設定を変えないといけないの?」「ChatGPTで書いた記事にもAI表記が必要になるの?」と戸惑った人もいるのではないでしょうか。
先に重要な点を整理すると、今回の2つのお知らせだけを理由に、一般的なAdSense利用者がすぐにブログ記事を書き直したり、AdSense広告コードを変更したりするよう求める案内は確認できません。
2026年7月16日の変更は、主に欧州などで広告配信に関わる「広告技術パートナー」のリスト更新です。一方、7月13日に案内されたAIラベルは、AIで作成・編集された広告クリエイティブを識別するための広告主側の仕組みです。
つまり、今回のGoogle AdSenseのお知らせは、Google広告などから配信される広告クリエイティブのAIラベルについての案内であり、ChatGPTなどを使って作成したブログ本文や、記事用のAI生成アイキャッチへのAI表示義務を案内したものではありません。
この記事では、広告に詳しくないブログ運営者にも分かるように、2026年7月の変更内容と「結局、自分は何をすればいいのか」を整理します。
- 2026年7月16日、「よく使用される広告技術パートナー」のリストが更新された
- 広告技術パートナーとは、広告配信や効果測定などに関わる事業者
- 主にEEA、英国、スイスのプライバシー・同意管理と関係する設定
- 自動更新を有効にしている場合、Googleのリスト変更が自動反映される
- 自動更新を止めると、現在の選択をもとにしたカスタムリストを自分で管理する
- 2026年7月13日に、AI生成・AI編集された広告素材をラベル付けする仕組みが案内された
- AIラベルを設定するのは基本的に広告主側で、AdSense運営者が広告ごとに付ける仕組みではない
- 今回の案内は、ChatGPTで書いたブログ本文へのAI表示義務を案内したものではない
- 通常の記事用AI画像も、今回説明されている「広告クリエイティブ」とは別
Google AdSenseは2026年7月に何が変わった?

2026年7月にブログ運営者が確認しておきたい変更は、大きく2つあります。
1つ目は、2026年7月16日の「よく使用される広告技術パートナー」リストの更新です。
2つ目は、2026年7月13日にAdSenseで案内されたAI生成広告クリエイティブのラベリング対応です。
名前だけを見ると大きな設定変更のように感じますが、2つはまったく別の話です。
7月16日に広告技術パートナーのリストを更新
Google AdSenseは2026年7月16日、「よく使用される広告技術パートナー」のリストを更新しました。
Googleによると、このリストには、Googleのプライバシー基準を満たし、さまざまなプログラマティック広告の需要元から集めたデータをもとに、世界中のパブリッシャーと緊密に連携していると判断された事業者が含まれます。
「プログラマティック広告」とは、広告枠の売買や表示する広告の選択をシステムによって自動化する仕組みです。
一般のブログ運営者が、一つひとつ広告主と交渉しなくてもAdSense広告が表示される背景には、このような広告配信の仕組みがあります。
7月13日にAI生成広告のラベリング対応を案内
Google AdSenseは2026年7月13日、AI生成広告クリエイティブを識別し、ラベル付けするための広告主向けツールを導入すると案内しました。
Google広告側では、AIラベル設定をGoogle広告、ディスプレイ&ビデオ360、キャンペーンマネージャー360、Merchant Center、Google広告エディタへ2026年7月中に段階的にリリースすると説明しています。
そのため、「7月13日にすべての機能が一斉に切り替わった」というより、7月13日にAdSense側で案内され、広告主向け機能は7月中に順次展開されたと理解すると分かりやすいでしょう。
一般のブログ運営者がまず知っておきたいこと
今回のGoogle公式のお知らせには、一般的なAdSense利用者に対して、
- ブログの記事を書き直す
- AdSense広告コードを張り替える
- WordPressの設定を変更する
- すべての広告へAIラベルを自分で追加する
といった対応を求める記載は確認できません。
ただし、広告技術パートナーについては欧州向けの同意管理と関係します。
すでに「プライバシーとメッセージ」で欧州向けの設定を行っている場合は、自分の広告パートナーが自動更新なのか、カスタム設定なのかを知っておくとよいでしょう。
AdSenseの「広告技術パートナー」とは?

広告技術パートナーとは、簡単にいうと、広告の配信や効果測定などを支える広告関連事業者です。
Google公式では、EEA(欧州経済領域)、英国、スイスにおいて、広告の配信、測定などに利用できる広告技術パートナーをパブリッシャーが管理できる仕組みを提供しています。
Googleだけで広告配信が完結するとは限らない
「AdSense=Googleの広告」と考えると、Googleだけですべて処理しているように感じるかもしれません。
実際には、広告の購入、配信、測定などの過程で、Google以外の広告ネットワーク、ベンダー、入札事業者などが関係する場合があります。
Googleも広告パートナーについて、Googleだけでなく、広告ネットワーク、ベンダー、入札者、広告ソースなどを含むものとして説明しています。
ただし、すべての広告表示で必ず第三者企業が関係するという意味ではありません。
「広告配信の仕組みには、状況によってGoogle以外の事業者も関わることがある」と理解すれば十分です。
「よく使用される広告技術パートナー」とは?
Googleには多数の広告技術パートナーがあります。
その中から、一般的によく利用される事業者をまとめたものが「よく使用される広告技術パートナー」です。
Google AdSenseの公式ヘルプでは、このグループについて、プログラマティック広告の各需要元の中で、EEA、英国、スイスのユーザーから特に高い広告収益をもたらしている広告パートナーで構成されると説明しています。
広告の専門知識がない個人ブログ運営者が、数多くの広告関連企業を一社ずつ調べて選ぶのは簡単ではありません。
そのため、Googleが一般的によく利用される広告パートナーのグループを用意していると考えると分かりやすいでしょう。
2026年7月16日の広告技術パートナー更新で何が変わった?
2026年7月16日に変わったのは、「よく使用される広告技術パートナー」のリストです。
Googleは最新リストを「広告技術パートナー(ATP)を管理する」という公式ヘルプで公開しています。
具体的に何社追加・削除されたの?
ここは注意が必要です。
2026年7月16日のAdSenseのお知らせには、リストを更新したことは書かれていますが、
「A社を追加した」
「B社を削除した」
「合計○社変わった」
といった変更差分の一覧までは掲載されていません。
そのため、「今回○社追加された」などと根拠なく断定するのは適切ではありません。
現在利用できるパートナーについては、Googleが公開している最新のATP一覧で確認する形になります。
EEA・英国・スイスと何の関係がある?
広告技術パートナーの設定は、特にEEA、英国、スイスの利用者に広告を表示する際のプライバシーや同意管理と関係しています。
GoogleのEUユーザーの同意ポリシーでは、対象地域のユーザーについて、個人データを受け取る広告パートナーを明示し、必要な情報を提供することが求められています。
そのため、GoogleはAdSenseに広告パートナーを管理する仕組みを用意しています。
日本で運営しているブログでも、EEA、英国、スイスからアクセスされる可能性はあります。
「日本のサイトだから欧州向け設定とは無関係」と単純に考えるのではなく、自分のアクセス状況や利用している同意管理の仕組みに応じて確認することが大切です。
「プライバシーとメッセージ」との関係
AdSenseには「プライバシーとメッセージ」という機能があります。
これは、プライバシー規制への対応に必要な設定や、ユーザーから同意を取得するためのメッセージを管理する機能です。
広告パートナーについては、AdSenseの
[プライバシーとメッセージ]→[欧州の規制]
に関する設定から確認できます。
Googleが提供する欧州向けメッセージには、そのサイトで使用する広告技術プロバイダの情報が表示され、ユーザーにデータ利用などへの同意を求める仕組みがあります。
「よく使用される広告パートナー」の自動更新を止めるとどうなる?
今回のお知らせで特に気になるのが、
「よく使用される広告パートナーを自動的に含めない」
という設定です。
名前を見ると「オフにした方が安全なのでは?」と思うかもしれませんが、仕組みを理解せず変更するのはおすすめできません。
自動更新を有効にしている場合
「よく使用される広告パートナーを自動的に含める」設定では、Googleが「よく使用される広告パートナー」の一覧を更新すると、事前に選ばれている広告パートナーも更新されます。
つまり、Google側のリスト更新に合わせて、自分のリストも更新される仕組みです。
今回の2026年7月16日の更新も、この仕組みに関係しています。
自動更新を止めた場合
Googleは、自動更新を無効にしたい場合、
「よく使用される広告パートナーを自動的に含めない」
を選択するよう案内しています。
この設定を選ぶと、現在選択している広告パートナーがあらかじめ入ったカスタムリストが作成されます。
以降は、そのリストを必要に応じて自分で変更します。
つまり、自動更新を止めるとは、
広告パートナーを使わなくすることではなく、Googleに自動更新を任せず、自分で管理する方式へ切り替えること
です。
一般のブログ運営者は自動更新を止めるべき?
2026年7月16日のGoogle公式案内では、一般のAdSense利用者に対して自動更新を停止するよう求めてはいません。
自分で広告パートナーを精査し、カスタムリストを継続的に管理する理由がある場合には選択肢になります。
一方、「通知が来たから念のためオフにする」という判断は、自分でリストを管理する必要が生じる点も考えておく必要があります。
また、サードパーティ製のCMPを利用してGDPRの同意を取得している場合、Googleは広告技術パートナーのリストがCMP提供元を通じて管理されると案内しています。
CMPとは「Consent Management Platform」の略で、Cookieや個人データの利用についてユーザーから同意を取得・管理する仕組みです。
2026年7月13日に案内されたAIラベリングとは?

2026年7月13日にAdSenseで案内されたAIラベリングは、AIで生成または編集された広告素材について情報を表示するための仕組みです。
Googleは7月13日から広告主向けのツールを導入すると案内しています。一方、Google広告などで利用するAIラベル設定については、2026年7月中に対象サービスへ段階的にリリースすると説明しています。
そのため、「7月13日にすべてのAIラベル機能が一斉に切り替わった」と考えるより、7月13日に対応が始まり、関連する広告主向け機能が7月中に順次展開される案内だったと理解する方が正確です。
ここで最も大切なのは、ブログの記事本文と広告を分けて考えることです。
対象はAIで生成・編集された「広告クリエイティブ」
「広告クリエイティブ」とは、広告として使用される画像や動画などの素材です。
たとえば広告主が、生成AIを使って商品画像を作ったり、元の画像を大きく加工したりしたケースが対象になり得ます。
Google広告の公式ヘルプでは、AIで生成または編集された画像・動画広告クリエイティブに、テキストまたは視覚的なラベルを直接追加できるようにすると説明しています。
AdSenseではなく基本的に広告主側の対応
ここで「Google広告」と「Google AdSense」の違いを整理しましょう。
Google広告は広告を出したい人向けのサービスです。
一方、Google AdSenseはブログやサイトに広告を掲載して収益化したい人向けのサービスです。
今回のAIラベルを設定する機能は、基本的に前者の広告主側で利用するものです。
Google AdSenseの公式案内にも、GoogleのセルサイドプラットフォームにはAIラベル機能がないと明記されています。
「セルサイドプラットフォーム」とは、ここではブログなど広告枠を提供する側に関わるGoogleの仕組み、と考えると分かりやすいでしょう。
つまり、通常のAdSense利用者が管理画面を開き、
「この広告にはAIラベルを付ける」
「この広告には付けない」
と一件ずつ設定する話ではありません。
Google広告などではAIラベル設定が使われる
広告主側では、Google広告やディスプレイ&ビデオ360などで、アセットがAIで生成・編集されたことを指定できるAIラベル設定が導入されています。
Googleはこの機能を2026年7月中に段階的に展開するとしています。
GoogleのAIツールによって作られた一部の広告素材には、自動的にラベルが付く場合もあります。
AdSenseブログにAI生成広告が表示されるとどうなる?
AIラベルは広告主側の機能ですが、その広告が掲載されるブログ側でラベルが見える場合があります。
Google AdSenseは、Google広告やディスプレイ&ビデオ360といったGoogleの広告需要元から配信される広告クリエイティブについて、パブリッシャーのサイトでAIラベルが表示される場合があると説明しています。
AIラベルはどこに表示される?
Google広告側では、AIで生成・編集されたと指定された広告について、「マイ アド センター」の「この広告の作成方法」から情報を確認できる仕組みが用意されています。
この開示情報は世界中から確認できるとGoogleは説明しています。
さらに、地域によっては広告そのものに視認できるラベルが表示されます。
Google広告の公式ヘルプでは、欧州連合、インド、ニューヨークのAI規制に対応するため、対象となるキャンペーンで、AIで作成・編集されたと指定されたアセットを含む広告に視認可能な表示が追加されると説明しています。
ただし、Google自身も、GoogleのAIラベル設定を使用するだけで特定の規制への適合が保証されるわけではないと案内しています。広告主には、地域ごとの法的義務やポリシーを別途確認することが求められています。
そのため、今後ブログ上でこれまで見慣れなかったAI関連の表示が広告に付いていても、ブログ運営者が自分で付けたとは限りません。
広告主側の設定などによって、広告と一緒に表示されている可能性があります。
ChatGPTで書いたブログ記事にもAI表記が必要?

今回のGoogle AdSenseのお知らせだけを見る限り、ChatGPTなどの生成AIを利用して作成したブログ本文へ、新たにAIラベルを表示するよう求める案内ではありません。
今回説明されているのは、Google広告などから配信される広告クリエイティブのAIラベルです。
「広告」と「ブログ本文」は別
たとえば、次の2つは分けて考える必要があります。
| 内容 | 今回のGoogle AdSense AIラベルとの関係 |
|---|---|
| 広告主がAIで制作した広告画像・広告動画 | 対象になる場合がある |
| ChatGPTを参考にブログ本文を作成 | 今回のAdSense案内の対象としては確認できない |
| AIで作った記事用アイキャッチ | 今回のAdSense案内の広告クリエイティブとは別 |
| AI画像をGoogle広告の広告素材として使用 | 広告主側のAIラベル対応が関係する場合がある |
ここで注意したいのは、
「今回のAdSense案内の対象ではない」ことと、「世界中の法律やあらゆるサービス規約で表示義務がない」ことは別
という点です。
今回確認したGoogle公式資料から言えるのは、
「今回のGoogle AdSenseのお知らせは、ブログ本文へのAI表示義務を案内したものではない」
という範囲までです。
Google自身も、広告向けAIラベル機能を利用しただけで特定の規制への適合が保証されるわけではなく、必要に応じて法的な確認を行うよう広告主に案内しています。
AI生成したアイキャッチや挿絵も今回のAIラベル対象?
ブログ記事用にAI生成したアイキャッチや挿絵についても、今回のGoogle AdSenseのお知らせでAIラベルを付けるよう求められているとは確認できません。
今回の対象は、Google広告などで使用される広告クリエイティブです。
通常の記事画像と広告素材を区別する
たとえば、生成AIで作った画像をWordPressの記事内に挿絵として掲載する場合、その画像は通常の記事コンテンツです。
一方、その画像を商品の宣伝用にGoogle広告へ入稿し、広告素材として使用する場合は「広告クリエイティブ」になります。
同じAI生成画像でも、何に使われているかが違います。
今回のAdSenseのお知らせだけを根拠に、ブログ内のAI生成画像すべてに新しいAdSense用ラベルを付ける必要があるとは言えません。
AdSense利用者が今確認しておきたいこと
一般的なWordPressブログのAdSense利用者であれば、今回の通知を見て慌てて広告コードを書き換えるのではなく、まず内容を正しく区別することが大切です。
確認するとしたら、主に次の点です。
- AdSenseの[プライバシーとメッセージ]にある欧州向け設定を確認する
- 広告パートナーが自動更新になっているか把握する
- カスタムリストを利用している場合は、自分で管理する設定だと理解する
- サードパーティCMPを利用している場合は、そのCMPでの管理方法を把握する
- 広告にAIラベルが出ても、自分のブログ記事へのAI表示とは別だと理解する
- AdSense画面で配信広告一つひとつにAIラベルを付ける必要がある、という案内ではない
なお、GoogleはEEA、英国、スイスでパーソナライズ広告を配信する際のCMP要件も別途定めています。
今回の「広告技術パートナーのリスト更新」と、既存のGDPR・同意管理への対応を混同しないことが重要です。
Google AdSenseの2026年7月変更についてよくある質問
広告技術パートナーの通知が来たら設定変更は必要?
2026年7月16日の通知だけを理由に、すべてのAdSense利用者が設定変更をするよう求める記載は確認できません。
自動更新を利用している場合は、Googleが更新した「よく使用される広告パートナー」のリストが反映される仕組みです。
カスタムリストで自分自身が管理したい場合は、自動更新を無効にする選択肢があります。
何もしないとAdSense広告は止まる?
今回の2026年7月16日の広告技術パートナーのリスト更新について、設定を変更しなければAdSense広告が停止するという案内はGoogle公式のお知らせでは確認できません。
Googleは、広告パートナーの設定を操作しない場合には、「よく使用される広告パートナー」のグループが使われる仕組みを説明しています。
ただし、これはEEA、英国、スイス向けの既存の同意管理まで何もしなくてよい、という意味ではありません。
Googleは、これらの地域のユーザーにパーソナライズド広告を配信する場合、Google認定CMPを利用する要件を別途定めています。要件を満たしていない場合は、パーソナライズド広告を配信できないと案内されています。
つまり、「2026年7月16日のリスト更新に対応しないと広告が止まる」という話と、「既存の欧州向け同意管理の要件」は分けて考える必要があります。
ChatGPTで書いた記事にはAIラベルが必要?
今回のGoogle AdSenseのお知らせでは、そのような案内は確認できません。
今回のAIラベルは、Google広告などで配信されるAI生成・AI編集された広告クリエイティブについての案内です。
AI利用に関する法律や他サービスの規約すべてについて「表示不要」と断定するものではありません。
AI生成アイキャッチにもAIラベルは必要?
ブログ記事のアイキャッチや挿絵について、今回のAdSenseのお知らせがラベル付けを求めているとは確認できません。
そのAI画像をGoogle広告の広告素材として利用する場合は、広告主側のAIラベル対応が関係する可能性があります。
自分でAdSense広告にAIラベルを付ける必要はある?
通常のAdSenseパブリッシャーが、配信される広告一つひとつへAIラベルを付ける仕組みではありません。
Google AdSenseは、GoogleのセルサイドプラットフォームにはAIラベル機能がないと明記しています。
広告主側でラベル付けされたクリエイティブがGoogle広告などから配信された場合、ブログ上の広告にもラベルが表示されることがあります。
まとめ
2026年7月にGoogle AdSenseから案内された変更は、「よく使用される広告技術パートナー」のリスト更新と、AI生成・AI編集された広告クリエイティブのラベリング対応という2つの内容です。
2026年7月16日の広告技術パートナー更新は、主にEEA、英国、スイスでの広告配信やプライバシー、ユーザー同意の管理に関係します。Googleが用意する「よく使用される広告パートナー」を自動的に含める設定なら、Google側のリスト変更に合わせて選択内容も更新されます。
一方、自動更新を止めると、現在の選択をもとにしたカスタムリストへ移行し、以降は自分で管理します。今回の通知を見ただけで、すべてのブログ運営者が自動更新を止める必要があるという案内ではありません。
2026年7月13日にAdSenseで案内されたAIラベルは、ブログ記事そのものではなく、Google広告などで利用されるAI生成・AI編集された広告クリエイティブに関する対応です。
通常のAdSense利用者が、配信される広告一つひとつへAIラベルを設定する仕組みでもありません。広告主側でラベル付けされた広告が配信された結果、自分のブログ上の広告にAI関連の表示が現れる場合があります。
また、今回のGoogle AdSenseのお知らせでは、ChatGPTなどを利用して作ったブログ本文や、AI生成した記事用アイキャッチに対して、新しいAdSense用AIラベルを付けるよう求める内容は確認できません。
ただし、これはAI利用に関する世界中の法律や、あらゆるサービスの規約について「表示義務がない」と断定するものではありません。今回確認できるのは、あくまでGoogle AdSenseとGoogle広告が2026年7月に案内した変更の範囲です。
Googleから聞き慣れない通知が届くと不安になりがちですが、「広告を掲載するブログ側の話なのか」「広告を作る広告主側の話なのか」を分けて読むと理解しやすくなります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参考・出典
・Google AdSense ヘルプ「Updated commonly used set of ad technology partners」
・Google AdSense ヘルプ「広告技術パートナー(ATP)を管理する」
・Google AdSense ヘルプ「GDPR 広告パートナーを管理する」
・Google AdSense ヘルプ「欧州の規制に関するメッセージについて」
・Google AdSense ヘルプ「欧州経済領域、英国、およびスイスで広告を配信するためのGoogleの同意管理に関する要件」
・Google AdSense Help「AI labeling regulations」
・Google 広告ポリシー ヘルプ「AI ラベルに関する要件の更新(2026年7月)」
・Google 広告エディター ヘルプ「AI コンテンツのラベル設定と開示情報を使用する」
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