※この記事は『VIVANT』第12話までのネタバレを含みます。2026年8月4日時点、第13話放送前の情報をもとに整理しています。
『VIVANT』2026年続編で、物語開始早々に起きた「別班員5人の拉致事件」。
拉致されたのは、第1シーズンの対テント潜入作戦に参加した高田明敏、和田貢、廣瀬瑞稀、熊谷一輝、そして黒須駿です。TBS系列の第12話番組情報でも、黒須を含む5人の別班員が「何者かによって拉致された」と説明されています。実行したのは謎の部隊で、AIハヤトは元公安の新庄浩太郎が関与した可能性が高いと分析しています。
しかし、ここにはいくつもの疑問が残ります。
なぜ狙われたのは、この5人だったのでしょうか。なぜ対テント作戦の中心人物だった乃木憂助は拉致されなかったのでしょうか。
さらに気になるのが、第1シーズンですでに高田ら4人の病院での映像がテント側へ送られていたことです。その後、日本のテントのモニターが公安の新庄だったと判明しました。
新庄の正体が明らかになった直後の時間軸で、4人は別々の病院から姿を消し、黒須もバルカで襲撃されています。
では本当に、5人全員が同じ敵によって拉致されたのでしょうか。
この記事では、公式に確認できる事実を整理したうえで、「敵による拉致」だけでなく、国内4人を別班側が極秘に退避させた可能性や、拉致された状態そのものを利用した作戦だった可能性まで検討します。
ただし、偽装拉致や極秘保護は現時点で公式に確認されていない考察です。黒須の襲撃という反証も含め、複数の可能性を検討します。
- 拉致された5人は全員、第1シーズンの対テント作戦に関わった別班員
- 高田・和田・廣瀬・熊谷の生存と病院での様子は、第1シーズンですでにテント側へ伝わっていた
- 日本のテントのモニターだった新庄が、今回の情報流出に関与した可能性をAIハヤトが示している
- ただし、新庄が拉致事件の首謀者とは確定していない
- 乃木は4人のように病院という固定された場所におらず、まず「拉致しにくかった」という可能性を考える必要がある
- 国内4人と黒須では失踪の仕方が大きく異なる
- 別班側による極秘保護・退避説は考えられるが、黒須の襲撃が大きな反証になる
- 現時点では「5人全員が同じ理由で同じ勢力に拉致された」とまで断定することはできない
- VIVANTで拉致された別班員5人は誰?
- 別班員5人はなぜ拉致されたのか?
- なぜ乃木憂助は拉致されなかった?
- 新庄浩太郎は4人の居場所を以前から知っていた?
- 新庄の正体発覚直後に4人が消えたのは偶然?
- 別班員5人は本当に敵に拉致されたのか?
- 偽装拉致・極秘保護説が考えられる理由
- もし別班側の作戦なら、なぜ乃木にも教えない?
- 偽装拉致説の最大の反証は黒須駿
- 黒須の襲撃が本物でも偽装説は完全には消えない?
- 国内4人と黒須は本当に同じ事件なのか?
- 新庄が関与していても目的までは分からない?
- なぜ長野利彦は拉致されていない?
- 第13話「最大の裏切り者」と拉致事件はつながる?
- VIVANT別班員5人拉致事件で現時点最も矛盾が少ない見方
- まとめ
VIVANTで拉致された別班員5人は誰?
2026年続編で行方不明になったのは、黒須駿、高田明敏、和田貢、廣瀬瑞稀、熊谷一輝の5人です。
TBSは続編キャスト発表で、高田・廣瀬・熊谷・和田について「前作でのテント潜入作戦時、乃木憂助に銃撃を受けた別班員」と紹介しています。黒須も乃木の相棒として同じ対テント作戦に参加していました。
| 別班員 | 拉致・失踪前の状況 | 第1シーズンとの関係 |
|---|---|---|
| 高田明敏 | 日本国内の病院で療養 | 対テント潜入作戦参加 |
| 和田貢 | 日本国内の病院で療養 | 対テント潜入作戦参加 |
| 廣瀬瑞稀 | 日本国内の病院で療養 | 対テント潜入作戦参加 |
| 熊谷一輝 | 日本国内の病院で療養 | 対テント潜入作戦参加 |
| 黒須駿 | バルカに滞在 | 乃木とともに対テント作戦参加 |
高田ら4人は、第1シーズンで乃木に撃たれました。
当初は死亡したと思われていましたが、実際には乃木が急所を外しており、日本へ戻って治療やリハビリを続けていたことが判明しています。
つまり5人に共通するのは、単に「別班員」であることではありません。
第1シーズンの対テント作戦を直接知るメンバーだったことが重要です。

別班員5人はなぜ拉致されたのか?
現時点で、5人が拉致された本当の目的は明らかになっていません。
第12話の番組情報でも「何者かによって拉致」「実行したのは謎の部隊」とされており、首謀者や最終目的は確定していません。
考えられる目的はいくつかあります。
対テント作戦の情報を聞き出すため
まず考えやすいのが、第1シーズンの対テント作戦に関する情報です。
拉致された5人は全員、その作戦の当事者でした。
敵側が知りたいのが、
- 乃木がどこまでテント内部を把握したのか
- 別班がどのような方法で潜入したのか
- テント解体後にどのような情報が日本側へ渡ったのか
といった内容なら、5人が狙われる理由は説明できます。
別班の内部情報を得るため
別班の組織構造や連絡方法を知る目的も考えられます。
ただし、この場合には一つ疑問があります。
なぜ「別班員なら誰でもよい」のではなく、対テント作戦に参加した5人へ狙いが集中したのでしょうか。
この点から考えると、別班全体の名簿が漏れたというより、
「対テント作戦に関係した限定的なメンバー情報が漏れた」
と考えた方が自然かもしれません。
乃木を動かすための人質
5人そのものではなく、乃木を動かすことが目的だった可能性もあります。
黒須をはじめ、拉致されたのは乃木と行動を共にした仲間です。
5人を奪えば、乃木が救出のため動く可能性は高いでしょう。
実際、乃木は拉致事件を追って新庄の行方を追跡することになります。
ただし現時点では、「乃木を誘導するために5人を拉致した」と確認できる描写はありません。
なぜ乃木憂助は拉致されなかった?
「対テント作戦の関係者が狙われたのなら、なぜ乃木だけ無事なのか」は重要な疑問です。
ただし、最初から「乃木だけ意図的に除外された」と考えるのは早いでしょう。
まず考えたいのは乃木と4人の置かれた状況の違い
高田・和田・廣瀬・熊谷は療養中で、それぞれ病院という固定された場所にいました。
一方の乃木は、第1シーズン最終盤まで作戦を遂行しており、父であるノゴーン・ベキに銃弾を放った後、薫やジャミーンと再会したところで別班の緊急招集を受けています。
TBS公式も続編について「前作のラストシーンから直結する物語」と説明しています。
つまり拉致計画が準備されていた時点で、乃木は4人のように長期間同じ病院へ滞在している人物ではありませんでした。
そのため、
「乃木を残した」のではなく、単純に乃木の方が捕捉・襲撃しにくかった
という説明を最初に検討する必要があります。
「乃木が拉致されていない=乃木を利用する計画」とは限りません。
それでも乃木を後から狙わない理由は残る
一方、5人の拉致後も乃木自身を排除する動きが見えてこないなら、別の可能性も浮上します。
例えば、
- 乃木に5人を追わせたい
- 乃木を新庄へ向かわせたい
- 乃木を特定の場所へ誘導したい
- 乃木本人には別の利用価値がある
という説です。
ただし、これらは現時点では考察にとどまります。
新庄浩太郎は4人の居場所を以前から知っていた?
今回の拉致事件を考えるうえで、新庄浩太郎は避けて通れません。
新庄は警視庁公安部で野崎守の部下として活動していましたが、第1シーズン最終盤でテントのモニターだったことが判明しました。
TBS公式も続編キャスト紹介で、新庄について「野崎の部下だがテントのモニターであることが判明した」と説明しています。
さらに重要なのが、第1シーズン第9話です。
日本に潜伏するテントのモニターから、ノコルのもとへ高田・和田・廣瀬・熊谷が病院で療養・リハビリしている映像が送られていました。
つまり、今回の拉致事件より前からテント側には、
「4人が生存している」
「4人が病院で療養している」
という情報へ接近できるルートが存在していました。
その後、日本のモニターが新庄だったと判明しています。
このため、新庄本人、あるいは新庄が利用できる情報経路が4人の療養状況へアクセスできていた可能性は考えられます。
ただし、
新庄が4つの病院の正確な所在地をすべて把握していた
新庄自身が病院で映像を撮影した
新庄が今回の拉致を命令した
ところまでは確認できません。
そのため、新庄が情報へアクセスできた可能性と、今回の拉致を命令したかどうかは分けて考える必要があります。
新庄の正体発覚直後に4人が消えたのは偶然?
時系列も気になります。
第1シーズン最終盤で、新庄が公安内部に潜伏していたテントのモニターだったことが明らかになります。
そして2026年続編は、前作のラスト直後から始まりました。
その時間軸で、高田ら4人は別々の病院から拉致され、黒須もバルカで行方不明になります。シネマトゥデイも第11話について、4人が別々の病院で治療を受けていたところ拉致されたと整理しています。
ここから考えられる因果関係は、一方向だけではありません。
仮説A:新庄の情報によって敵側が5人を拉致した
最も素直な見方です。
新庄
↓
別班員の情報を外部へ流す
↓
敵側が4人の病院や黒須の所在を把握
↓
5人を拉致
AIハヤトも監視カメラやSNS映像などを解析し、「別班員の情報を流したのは新庄の可能性が高い」と分析しています。
現時点で確認できる劇中描写や公式情報に最も沿う見方はこちらです。
仮説B:新庄の正体判明を受け、別班側が4人を秘密裏に移した
逆方向も考えられます。
新庄が公安内部のモニターだったと判明
↓
公安・警察経由でどこまで情報が漏れているか分からない
↓
4人はすでに病院での姿までテント側に把握されていた
↓
病院に置いておくこと自体が危険
↓
通常の転院記録などを残さず秘密裏に移動
という流れです。
つまり、
敵が4人を狙ったから消えたのではなく、新庄の正体が判明したから、狙われる前に別班側が4人を秘密裏に移動させた
という仮説です。
もちろん、これは公式に確認されていません。
別班員5人は本当に敵に拉致されたのか?
現時点では「何者かによって拉致された」というのが公式の基本線です。
しかし、5人すべてを一つの事件として考えてよいのかは検討する余地があります。
主に4つのパターンが考えられます。
| 仮説 | 説明できること | 弱点 |
|---|---|---|
| 5人全員が敵に拉致された | 劇中描写・公式情報に最も沿う | 乃木が対象外の理由などが未解明 |
| 5人全員が別班による偽装拉致 | 4人の同時期の失踪を説明しやすい | 黒須の激しい襲撃と矛盾しやすい |
| 国内4人は別班が退避、黒須だけ敵に拉致 | 4人と黒須の手口の違いを説明できる | 直接的な証拠がない |
| 敵の拉致と別班側の作戦が途中で交差した | 黒須の襲撃と偽装説を両立できる | 仮説を重ねる必要がある |
現時点では1つ目が基本線です。
ただし、3つ目と4つ目は「国内4人と黒須の違い」を考えるうえでは興味深い仮説です。

偽装拉致・極秘保護説が考えられる理由
ここからは公式情報ではなく考察です。
もし新庄の正体判明によって「公安内部の情報網そのものが安全ではない」と別班が判断したなら、高田ら4人を通常の方法で転院させるのは危険です。
転院先、救急車、病院記録などから、新しい居場所を再び追跡される可能性があるからです。
そのため、
外部から見れば「拉致された」ようにしか見えない方法で4人を移動させる
という作戦は、理屈の上では考えられます。
目的としては、
安全な施設への緊急退避
最も単純です。
4人の所在地がすでに漏れていた可能性があるなら、場所そのものを変える必要があります。
別班の別作戦への極秘招集
4人が療養可能な状態まで回復していたなら、新たな作戦へ参加させるため秘密裏に集めた可能性も考えられます。
ただし、現在の回復状況から実働可能だったかは確認が必要です。
新庄の背後を探るための作戦
4人を失踪させ、「拉致に新庄が関与した」と乃木たちに追わせることで、新庄のさらに背後へたどり着こうとしている可能性です。
これも現時点では仮説に過ぎません。
もし別班側の作戦なら、なぜ乃木にも教えない?
偽装拉致説で必ず生まれる疑問です。
乃木も別班員なのですから、4人を安全な場所へ移しただけなら教えてもよさそうです。
しかし、極秘作戦だと仮定すれば「乃木にも知らせない理由」は考えられます。
乃木自身が本当に仲間を救おうとして新庄を追えば、その行動は敵から見ても自然です。
逆に乃木が真相を知っていれば、
- 5人の捜索を本気で行わない
- 特定地点を避ける
- 誰かとの接触を控える
などの行動から、敵に偽装が見抜かれる可能性があります。
そのため、
乃木自身にも「本当に拉致された」と思わせることが、作戦を守る方法になる
という考え方です。
ただし、
「櫻井里美が乃木を意図的にだましている」
とは確認されていません。
仮に別班側の作戦だったとしても、櫻井自身が知らない別ルートで進められている可能性まで考える必要があります。
ただし、ここまで進むと仮説を重ねることになるため、現段階では慎重に見るべきでしょう。

偽装拉致説の最大の反証は黒須駿
偽装拉致説を考えるうえで、最も大きな問題が黒須です。
黒須は病院から静かに姿を消したわけではありません。
乃木が事前に設置していた隠しカメラには、黒須が5人組の襲撃に気づいて応戦し、その後、麻酔銃で撃たれて連れ去られる様子が記録されていました。
これはかなり強い描写です。
そのため、
「5人全員が最初から別班による芝居だった」
と考えるには無理があります。
黒須の戦闘まで演技だったとする根拠はありません。
黒須が隠しカメラの存在を知っていたという公式情報も確認できません。
したがって、「5人全員が別班による完全な偽装拉致」という説は、現段階では積極的に支持しにくいと考えます。
黒須の襲撃が本物でも偽装説は完全には消えない?
ただし、ここで一つ分けて考えたいことがあります。
「偽装拉致=最初から最後まで全部演技」ではありません。
例えば、
敵が本当に黒須を襲撃
↓
黒須を連れ去る
↓
その後の移送過程で別班側が介入
↓
黒須を保護
↓
外部には「敵に拉致されたまま」と思わせる
というパターンも理屈の上ではあります。
これなら、監視カメラに残った黒須の必死の抵抗を偽物と考える必要はありません。
もちろん、そのような介入が実際にあった証拠はありません。
ただ、「黒須が本当に襲われた=その後もすべて敵側の計画通り」とまではまだ確定していない、ということです。
国内4人と黒須は本当に同じ事件なのか?
公式上は「別班員5人の拉致事件」としてまとめられています。
しかし、失踪方法を比較すると違いがあります。
国内の4人
高田・和田・廣瀬・熊谷は、日本国内の別々の病院で治療を受けていました。
病院という管理された施設から複数人を連れ出すには、患者情報、行動、警備、搬出経路などについて相当な準備が必要だった可能性があります。
黒須
黒須はバルカの滞在先で複数人に直接襲われました。
しかも戦闘の様子が監視カメラに残っています。
つまり、
国内4人=病院から失踪し、現時点では黒須のような襲撃場面は確認されていない
黒須=武力を使って制圧される場面が確認されている
という違いがあります。
もちろん同じ組織が対象によって手口を変えただけかもしれません。
しかし、
「5人全員が同じ人物の指示で、同じ目的のために拉致された」
という前提は、まだ検証する必要があるでしょう。
新庄が関与していても目的までは分からない?
AIハヤトは、新庄が別班の拉致を手引きした可能性が高いと分析しています。
TBSの放送直後ダイジェストでも「別班の拉致を手引きした可能性が高いのは元公安の新庄」と説明されています。
ここで分けて考えたいのは、
「新庄が関与したか」
と、
「新庄がどのような目的で動いたのか」
は別問題だということです。
現時点では、新庄が敵側へ情報を渡し、拉致を助けたという見方が最も自然です。
一方で、「手引きした可能性が高い」という情報だけでは、その最終目的や指示系統までは分かりません。
これは新庄を「実は別班だった」と主張するものではありません。
新庄=別班員という公式情報はなく、二重スパイなどと断定する材料もありません。
現段階では、
新庄が拉致事件に関与した可能性は高いものの、新庄が首謀者なのか、誰かの指示を受けていたのか、最終目的は何なのかは分からない
という整理が適切です。
なぜ長野利彦は拉致されていない?
第12話では、丸菱商事の専務・長野利彦が別班側の人物として登場しました。
それなら「別班員が狙われているのに、なぜ長野は拉致されていないのか」という疑問が生まれます。
しかし拉致された5人には、
第1シーズンの対テント作戦に直接参加していた
という共通点があります。
そのため、
「別班員全員が狙われている」
のではなく、
「対テント作戦の関係者だけが対象になった」
と考えれば、長野が対象外でも不自然ではありません。
新庄と長野、櫻井、別班内部の指揮系統については今回の記事の本題から外れるため、別記事で詳しく考察します。
第13話「最大の裏切り者」と拉致事件はつながる?
8月9日放送予定の第13話予告では、「最大の裏切り者」というテロップが登場しています。
さらに太田梨歩が「特殊なプロトコルを使って国内から別の場所へ侵入」と話し、乃木が「国内!?」「一体、誰なんだ」と反応する場面も公開されています。
ここから、国内に別の情報漏えいルートがある可能性は気になります。
ただし、
第13話の「最大の裏切り者」=別班員5人拉致事件の首謀者
とはまだ確認されていません。
同じ人物が関係している可能性はありますが、現時点では結びつけすぎない方がよいでしょう。
VIVANT別班員5人拉致事件で現時点最も矛盾が少ない見方
2026年8月4日時点では、
5人は何者かによって拉致され、新庄が情報流出や手引きに関与した可能性が高い
というのが、現時点で確認できる劇中描写や公式情報に最も沿う理解です。
一方で、それだけではまだ説明できない点があります。
なぜ対テント作戦に参加した5人だけなのか。
なぜ乃木は対象外なのか。
なぜ高田ら4人は、第1シーズンですでに病院での姿をテント側に把握されていたのか。
なぜ公安内部のモニターだった新庄の正体が判明した直後の時間軸で、4人が病院から姿を消したのか。
そして、なぜ国内4人と黒須では拉致の手口が大きく違うのか。
このため、
「5人全員が同じ敵によって、同じ目的で拉致された」
という前提そのものを一度疑ってみる価値はあります。
特に国内4人については、新庄の正体判明を受けて別班側が安全確保のため極秘移動させた可能性を考える余地があります。
ただし、黒須には実際の襲撃映像があります。
そのため現段階では、
「5人全員が別班による偽装拉致だった」
とするより、
「国内4人と黒須では失踪の事情が違う可能性がある」
または、
「敵による本物の拉致・襲撃と、別班側の作戦が途中で交差した可能性も検討できる」
程度にとどめるのが妥当でしょう。
第1シーズンでは、乃木が仲間を射殺したように見えながら、実際には急所を外して生存させていた展開がありました。その前例を踏まえると、今回も表面上の状況だけで結論を決めず、複数の可能性を検討する余地があります。
まとめ
『VIVANT』2026年続編で拉致された別班員は、高田明敏、和田貢、廣瀬瑞稀、熊谷一輝、黒須駿の5人です。
5人に共通するのは、単に別班員だったことではなく、第1シーズンの対テント作戦へ直接関わっていた点です。そのため、拉致の目的が対テント作戦の情報収集や乃木の誘導にある可能性は考えられます。
一方、高田ら4人については、第1シーズンの時点ですでに病院で療養している姿が日本のテントのモニターからノコル側へ送られていました。その後、日本のモニターが公安の新庄浩太郎だったことも判明しています。
その直後の時間軸で4人が別々の病院から消えたことを考えると、「新庄が情報を敵側へ流して拉致された」という見方だけでなく、新庄の正体発覚によって病院を安全ではないと判断した別班側が4人を極秘退避させた可能性も、考察としては検討できます。
ただし、黒須は明確に異なります。
黒須は複数人に襲撃され、抵抗した末に麻酔銃で制圧される姿が監視カメラに残っています。
そのため、「5人全員の拉致が別班による完全な偽装だった」と考えるには無理があります。
現時点では、公式上の「5人が何者かに拉致された」という説明を基本線にしながら、国内4人と黒須では失踪理由や、その後の状況が異なる可能性を残しておくことでしょう。
そして乃木が拉致されなかった理由についても、最初から「乃木を利用するため」と考えるのではなく、乃木は作戦行動中で、病院にいた4人のように所在が固定されていなかったという違いから考える必要があります。
AIハヤトは新庄が別班の拉致を手引きした可能性が高いと分析していますが、新庄が首謀者なのか、誰かの指示を受けたのか、5人が現在どこにいるのかはまだ確定していません。
第13話では「最大の裏切り者」という新たな謎も提示されています。
5人は本当に同じ敵に拉致されたのか。新庄はどこまで関与しているのか。そして「拉致された」という前提そのものが最後まで正しいのか。
第13話以降で、今回浮かんだ疑問にどのような答えが示されるのか注目したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
出典・参考資料
- TBSテレビ 日曜劇場『VIVANT』公式サイト「はじめに」
2026年続編が前作のラストシーン直後から始まること、続編の基本設定を確認できます。
TBSテレビ『VIVANT』公式「はじめに」 - TBSテレビ 日曜劇場『VIVANT』公式「登場人物」
乃木憂助、黒須駿、新庄浩太郎、長野利彦、高田明敏、和田貢、熊谷一輝などの登場人物・配役を確認できます。
TBSテレビ『VIVANT』登場人物 - TBSテレビ 日曜劇場『VIVANT』公式お知らせ・キャスト発表
高田・廣瀬・熊谷・和田が前作のテント潜入作戦で乃木に銃撃された別班員であること、新庄が野崎の部下でありながらテントのモニターだったことなどを確認できます。
TBSテレビ『VIVANT』公式お知らせ - MBS毎日放送「日曜劇場『VIVANT』第12話」番組情報
黒須を含む5人の別班員が何者かに拉致されたこと、実行したのが謎の部隊であること、AIハヤトが新庄を犯人である可能性が高いと分析していることを確認できます。
MBS『VIVANT』第12話 番組情報 - TBSテレビ「VIVANT 嵐の衝撃展開 初回放送直後ダイジェスト」
AIハヤトのデータから、別班の拉致を手引きした可能性が高い人物として元公安の新庄が挙げられていることを確認できます。
TBS「VIVANT 初回放送直後ダイジェスト」 - TBSテレビ 日曜劇場『VIVANT』第11話あらすじ
乃木がベキに銃弾を放った日、薫・ジャミーンと再会した日、別班の緊急招集を受けた流れなど、続編開始時の時系列を確認できます。
TBS『VIVANT』第11話あらすじ - シネマトゥデイ「『VIVANT』第2シーズン衝撃の幕開け」
高田・和田・廣瀬・熊谷が別々の病院で治療中に拉致されたこと、黒須がバルカで姿を消し、その後、複数の工作員に襲撃されていたことを補足確認できます。
シネマトゥデイ「VIVANT 第2シーズン衝撃の幕開け」 - シネマトゥデイ「撃たれた別班メンバーの生死が判明」
第1シーズン第9話で、高田ら4人が生存しており、日本の病院で治療・リハビリしていたことを確認できます。
シネマトゥデイ「撃たれた別班メンバーの生死が判明」 - シネマトゥデイ「『VIVANT』日本のモニター正体判明」
第1シーズン第9話で日本のモニターから4人の生存情報がテント側へ届いていたことと、最終話で日本のモニターの正体が明らかになった流れを確認できます。
シネマトゥデイ「VIVANT 日本のモニター正体判明」
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