女子やり投の北口榛花(きたぐち・はるか)選手は、2024年パリオリンピックの金メダリストです。
2025年は右肘の炎症に苦しみましたが、2026年9月には68m92の日本新記録を樹立しました。
2026年からは、男子やり投の世界記録保持者であるヤン・ゼレズニー氏の指導を受けています。
この記事では、北口榛花選手の経歴や主な成績、新コーチとの関係を紹介します。
家族や結婚に関しては、公表されている情報だけを整理しました。
- 北口榛花選手のプロフィールと経歴
- 68m92の日本新記録を樹立するまでの流れ
- チェコで練習する理由と歴代コーチ
- 父親や母親、結婚に関する公表情報
- 愛知・名古屋2026アジア大会の出場予定
この記事の情報は、2026年9月25日時点で確認した内容です。
北口榛花とはどんな選手?
北口榛花選手は、北海道出身の女子やり投選手です。
旭川東高校でやり投を始め、日本大学を経て、現在はJALに所属しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 北口榛花(きたぐち・はるか) |
| 生年月日 | 1998年3月16日 |
| 年齢 | 28歳(2026年9月時点) |
| 出身地 | 北海道 |
| 身長 | 179cm |
| 出身校 | 旭川東高校、日本大学 |
| 所属 | JAL |
| 専門種目 | 女子やり投 |
| 自己ベスト | 68m92(日本記録) |
JALの公式プロフィールでは、やり投の魅力を「美しい放物線」と表現しています。
趣味はK-POP、韓国ドラマ、食べること、寝ることです。
2026年に68m92の日本新記録を樹立
北口榛花選手は2026年9月12日、ブダペストで行われた第1回WAアルティメット選手権に出場しました。
2投目に68m92を記録し、女子やり投の初代優勝者となっています。
それまでの日本記録は、北口選手が2023年に投げた67m38でした。
今回は自己記録を1m54更新しています。
2026年の記録推移
2026年は、5月17日のセイコーゴールデングランプリ東京でシーズン初戦を迎えました。
初戦以降の主な記録は、次のとおりです。
| 日付 | 大会・開催地 | 記録・結果 |
|---|---|---|
| 2026年5月17日 | セイコーゴールデングランプリ東京 | 60m36・5位 |
| 2026年6月12日 | 日本選手権 | 62m86・優勝 |
| 2026年6月28日 | パリ | 63m01 |
| 2026年8月21日 | ローザンヌ | 64m90 |
| 2026年9月5日 | ブリュッセル | 65m44・2位 |
| 2026年9月12日 | WAアルティメット選手権 | 68m92・優勝、日本新記録 |
5月の60m36から大会を重ね、9月に68m92へ到達しました。
愛知・名古屋2026アジア大会にも出場
北口榛花選手は、愛知・名古屋2026アジア競技大会の日本代表にも選ばれています。
女子やり投決勝は、2026年9月27日午後9時3分に始まる予定です。
会場は、愛知・名古屋市瑞穂公園陸上競技場です。
世界選手権やオリンピックには出場してきましたが、アジア大会への出場は今回が初めてです。
同じ日本代表の武本紗栄選手とともに、地元開催の舞台へ臨みます。
北口榛花の経歴
水泳とバドミントンに取り組んだ幼少期
北口榛花選手は、3歳から競泳を始め、小学1年からバドミントンにも取り組みました。
バドミントンでは、小学6年のときに全国大会の団体戦で優勝しています。
競泳でも、中学生のときに全国大会へ出場しました。
旭川東高校でやり投を始める
やり投を始めたのは、旭川東高校へ進学してからです。
陸上部の先生に誘われたことが、競技を始めるきっかけでした。
2014年には、全国高校総体を52m16で制しました。
2015年には世界ユース選手権を制し、世界大会で初めて頂点に立ちました。
日本大学時代にチェコでの練習を開始
高校卒業後は、日本大学スポーツ科学部へ進学しました。
2018年秋には、フィンランドで開かれた世界やり投カンファレンスへ参加しました。
そこで出会ったチェコ人コーチに自ら指導を依頼し、2019年2月から約1カ月間チェコで練習しました。
2019年には日本記録を更新し、日本選手権で初優勝しました。
同年のドーハ世界選手権にも出場しています。
東京オリンピックで決勝へ進出
2021年の東京オリンピックでは、女子やり投の決勝へ進みました。
決勝では12位でしたが、日本女子選手として57年ぶりの決勝進出でした。
2022年世界選手権で銅メダル
2022年のオレゴン世界選手権では、63m27で3位に入りました。
世界選手権の女子フィールド種目で、日本人選手がメダルを獲得したのは初めてです。
2023年世界選手権で金メダル
2023年のブダペスト世界選手権では、最終6投目に66m73を記録しました。
最後の一投で順位を逆転し、金メダルを獲得しています。
同年はダイヤモンドリーグ・ファイナルでも優勝しました。
2024年パリオリンピックで金メダル
2024年パリオリンピックの決勝では、1投目に65m80を記録しました。
この記録を最後まで守り、日本女子フィールド種目で初となるオリンピック金メダルを獲得しています。
ほかの選手が65m80を上回れず、北口選手の最終投てき前に優勝が決まりました。
2025年東京世界陸上は右肘の炎症で予選敗退
2025年は、日本選手権直前に右肘の炎症が判明しました。
東京世界陸上には出場しましたが、60m38で予選を通過できませんでした。
2023年世界選手権と2024年パリ五輪に続く、大舞台での3連勝はなりませんでした。
2026年5月のセイコーゴールデングランプリ東京で、約8カ月ぶりに競技へ復帰しました。
北口榛花がチェコで練習する理由と歴代コーチ
北口榛花選手がチェコで練習する理由は、やり投の専門的な指導を受けるためです。
大学時代に自ら指導を依頼し、2019年からチェコで本格的な練習を始めました。
2019年から2025年はセケラック氏に師事
北口榛花選手は2019年から2025年まで、チェコ人のディヴィッド・セケラック氏に師事しました。
チェコでは、セケラック氏のもとで専門的な指導を受けてきました。
北口選手はチェコを練習拠点とし、セケラック氏と指導関係を築きました。
指導を受けた期間中には、2023年世界選手権と2024年パリオリンピックで金メダルを獲得しています。
チェコ語や英語の実力は公表されている?
北口榛花選手は、チェコで長期間トレーニングし、現地の指導者と連携してきました。
報道では、チェコ語や英語で受け答えする姿が紹介されることもあります。
ただし、所属先などの公式プロフィールでは、詳しい語学レベルまで公表されていません。
そのため、「自在に話せる」といった語学力の程度までは断定できません。
2026年からヤン・ゼレズニー氏が新コーチ
北口榛花選手は2026年、指導体制を変更しました。
7年間師事したセケラック氏との契約を終え、ヤン・ゼレズニー氏と新たに契約しています。
ゼレズニー氏は、男子やり投の世界記録98m48を持つ元選手です。
オリンピックでは、1992年、1996年、2000年に3連覇を達成しました。
北口選手は新コーチのもとで、フォームの修正に取り組んでいます。
2026年は日本選手権で優勝し、9月には68m92の日本新記録を樹立しました。
北口榛花の家族は?父親と母親を紹介
北口榛花選手の両親は、バスケットボールの経験者です。
父親の職業や母親の競技歴についても、本人の発言や報道で明らかになっています。
父親は北海道旭川市で働くパティシエ
北口榛花選手の父親は、北海道旭川市でパティシエとして働いていることが報じられています。
父親もバスケットボールの経験者です。
母親は実業団バスケットボールの元選手
母親は、実業団でバスケットボールをプレーした経験があります。
この経歴については、北口榛花選手本人が明かしています。
北口選手自身もWリーグのファンで、ENEOSサンフラワーズを応援しています。
北口榛花の兄弟姉妹は公表されている?
一方、兄弟姉妹については、本人や所属先から詳しい情報が公表されていません。
兄弟姉妹の有無や人数は確認できませんでした。
北口榛花は結婚している?
2026年9月25日時点で、北口榛花選手本人や所属先から結婚したとの発表は確認できません。
そのため、夫や結婚相手がいると断定できる公表情報もありません。
交際相手についても、本人が正式に発表した事実は確認できませんでした。
本人から発表がない私生活については、独身や交際中とも断定できません。
北口榛花の主な成績
| 年 | 大会 | 結果 |
|---|---|---|
| 2015年 | 世界ユース選手権 | 優勝 |
| 2021年 | 東京オリンピック | 12位 |
| 2022年 | オレゴン世界選手権 | 銅メダル |
| 2023年 | ブダペスト世界選手権 | 金メダル |
| 2023年 | ダイヤモンドリーグ・ファイナル | 優勝 |
| 2024年 | パリオリンピック | 金メダル |
| 2024年 | ダイヤモンドリーグ・ファイナル | 優勝 |
| 2025年 | 東京世界選手権 | 予選敗退 |
| 2026年 | 日本選手権 | 優勝 |
| 2026年 | WAアルティメット選手権 | 優勝・日本新記録 |
日本選手権では、2019年、2021年、2022年、2024年、2026年に優勝しています。
国内外の主要大会で、優勝やメダル獲得を重ねています。
まとめ
北口榛花選手は、世界選手権とオリンピックを制した女子やり投選手です。
2025年は右肘の炎症で苦しみました。
2026年からは、ヤン・ゼレズニー氏の指導を受け、フォームの修正に取り組んでいます。
9月12日のWAアルティメット選手権では、68m92の日本新記録で優勝しました。
次戦は、2026年9月27日に行われるアジア大会の女子やり投決勝です。
初出場の北口選手は、同じ日本代表の武本紗栄選手とともに出場します。
コメント