これまでバイクのナンバープレートは、基本的に好きな数字を指定することができませんでした。しかし、2026年から制度が変わります。
国土交通省は2026年8月18日、小型二輪自動車と軽二輪自動車を対象とした「希望ナンバー制」の申し込みを2026年10月19日(月)から開始すると正式に発表しました。対象となるのは250cc超の小型二輪と、125cc超~250ccの軽二輪です。一方、125cc以下の原動機付自転車は対象になりません。
さらに気になるのが、「すでに乗っているバイクでも希望ナンバーに変えられるのか」「料金はいくらなのか」「777や8888のような番号は選べるのか」という点でしょう。
結論からいうと、現在使用中のバイクでも、対象となる手続きのタイミングで希望番号を申し込むことが可能です。料金は地域によって異なり、1枚2,500円~3,000円(税込)。人気番号については抽選も行われます。
この記事では、2026年8月19日時点の国土交通省などの公式情報をもとに、バイクの希望ナンバー制度について初心者にも分かりやすく解説します。
- バイクの希望ナンバー申し込みは2026年10月19日(月)開始
- 対象は125cc超~250ccの軽二輪と250cc超の小型二輪
- 125cc以下の原付は対象外
- 現在使用中のバイクでも、所定の番号変更などの手続き時に申し込み可能
- 料金は地域によって2,500円~3,000円(税込)
- 「1」「777」「8888」など全国共通の11番号は抽選対象
バイクの希望ナンバーは2026年10月19日から申し込み開始
バイクの希望ナンバー制は、2026年10月19日(月)から全国一斉に申し込み受付が始まります。当初は「2026年10月中旬」とされていましたが、国土交通省が2026年8月18日に正式な開始日を発表しました。
希望ナンバー制とは、ナンバープレートに表示される4桁以下の数字「一連指定番号」を、自分で希望する番号にできる制度です。
自動車では以前から利用されていましたが、二輪車にも対象が広がります。国土交通省によると、登録自動車では1998年5月、軽自動車では2005年1月から導入されていました。
今回の制度開始によって、たとえば愛車にちなんだ数字や覚えやすい数字などをバイクのナンバーとして希望できるようになります。
希望ナンバーの対象になるバイクは125cc超
すべてのバイクが希望ナンバー制の対象になるわけではありません。対象は125ccを超える二輪車です。
| バイクの区分 | 排気量 | 希望ナンバー |
|---|---|---|
| 原動機付自転車 | 125cc以下 | 対象外 |
| 軽二輪自動車 | 125cc超~250cc | 対象 |
| 小型二輪自動車 | 250cc超 | 対象 |
125cc以下の原付は希望ナンバーにできない
125cc以下の原動機付自転車は、今回の制度では対象外です。
理由は、125cc以下の原付のナンバープレートは国ではなく市町村が交付しているためです。国土交通省の希望ナンバー制度は、小型二輪自動車と軽二輪自動車を対象としています。
そのため「125ccのバイクなら対象になる」と誤解しないよう注意が必要です。境目は125cc超かどうかです。
また、小型二輪の事業用・貸渡用など、軽二輪の被牽引車・事業用・貸渡用など、一部の車両も対象外となります。
今乗っているバイクも希望ナンバーに変更できる?
現在使用している対象のバイクでも、希望番号を申し込むことは可能です。
ただし、いつでも自由に現在のナンバーから好きな番号へ変更できるという意味ではありません。公式サイトでは、希望番号を申し込める主な手続きのタイミングが示されています。
| 希望番号を申し込める主なタイミング | 内容 |
|---|---|
| 新規検査・届出 | 新車などを登録・届出するとき |
| 管轄変更を伴う名義・住所変更 | 引っ越しや名義変更などで管轄が変わるとき |
| 番号変更 | ナンバーの紛失・破損・汚損などで番号変更の手続きをするとき |
| ご当地ナンバーへの番号変更 | 対象地域でご当地ナンバーへ変更するとき |
希望番号・図柄ナンバープレート申込サービスでは、現在使用中のオートバイでも希望番号を申し込めることが案内されています。
そのため、希望ナンバー制は新しくバイクを購入する人だけが利用できる制度ではありません。
一方、現在乗っているバイクの番号を「好きな数字に変えたい」という理由だけで変更できるかどうかは、必要となる手続きによって異なります。 現在の車両で希望番号を利用したい場合は、申し込み前に管轄する予約ナンバーセンターなどで、自分が対象となる手続きを確認しておくと安心です。
バイクの希望ナンバー料金はいくら?
バイクの希望ナンバー料金は、1枚2,500円~3,000円(税込)です。全国一律ではなく、地域によって金額が異なります。
たとえば2026年8月発表の料金では、次のようになっています。
| 地域名表示の例 | 希望ナンバー手数料 |
| 品川 | 2,500円 |
| 横浜 | 2,500円 |
| 名古屋 | 2,600円 |
| 大阪 | 2,500円 |
| 神戸 | 2,700円 |
| 京都 | 3,000円 |
| 新潟 | 3,000円 |
いずれも税込で、国土交通省が公表した料金表に基づく金額です。地域によって差があるため、実際に申し込む際は自分の地域名表示の料金を確認してください。
希望できるのはナンバーの4桁の数字

希望できるのは、ナンバープレートの下段などに表示される4桁以下のアラビア数字です。
地域名や分類番号などを自由に指定できる制度ではありません。
たとえば「819」や「1234」など、自分で決めた数字を希望することができます。
ただし、希望者が多くなると考えられる一部の番号は「抽選希望番号」に指定されています。
1・777・8888などは抽選になる
人気が集中すると予想される番号については、先着順ではなく毎週1回コンピューターによる抽選が行われます。全国共通で抽選対象となる番号は11通りです。
1、7、8、88、333、358、555、777、888、1111、8888
たとえば「7777」は全国共通の抽選対象番号には含まれていない点にも注意が必要です。
さらに地域によって追加の抽選番号があります。
たとえば品川では「3」「5」「11」「55」「77」「1122」「2525」「8008」など、大阪では「2」「3」「5」「11」「1122」「2525」「8008」「9999」などが全国共通番号に加えて抽選対象になっています。地域別番号は今後、申込状況によって変更される場合があります。
バイク希望ナンバーの申し込み方法
申し込み方法は、インターネットまたは各地域の予約ナンバーセンター窓口です。バイクショップ、整備工場、行政書士などに相談する方法も案内されています。
オンラインの場合は「希望番号・図柄ナンバープレート申込サービス」から手続きを行います。
一般希望番号では、申し込み内容の確認と料金の入金後、ナンバープレートが製作されます。
なお、小型二輪と軽二輪では利用する予約ナンバーセンターが異なる場合があります。窓口で手続きをする場合は、自分の車両区分に対応した窓口を事前に確認しておきましょう。
10月19日に申し込んでもその日にナンバーはもらえない
申し込み開始日の2026年10月19日に申請しても、その日のうちに希望ナンバーが交付されるわけではありません。
一般希望番号は、入金確認から交付可能になるまで6営業日かかります。10月19日に申し込みと入金確認が完了した場合、公式サイトが示している交付開始日は10月26日(月)です。
| 種類 | 最初の受付・抽選スケジュール |
| 一般希望番号 | 10月19日受付・入金確認→最短10月26日交付開始 |
| 抽選希望番号 | 10月19日~25日21時受付 |
| 最初の抽選 | 10月26日午前0時 |
| 初回抽選で当選した場合 | 10月26日に入金確認→最短11月2日交付開始 |
抽選希望番号は、毎週日曜日21時までの受付分について翌月曜日に抽選されます。落選した場合は翌週の抽選へ改めて申し込むことができます。
「10月19日から希望ナンバーのバイクが走り始める」という意味ではない点は押さえておきましょう。
ナンバープレートの表示方法(様式)も2026年から変わる
希望ナンバー制の導入に合わせて、小型二輪と軽二輪のナンバープレートの表示方法も変更されます。
理由は、同じ4桁の番号をこれまでより多く発行できるようにするためです。
250cc超の小型二輪
小型二輪では、地域名の右側に使用するローマ字の種類が増え、さらにその右側に0~9の数字が使用されます。
国土交通省は、新様式で使用するローマ字としてC、D、F、G、J、L、N、P、Q、R、V、W、Xを示しています。
125cc超~250ccの軽二輪
軽二輪では分類番号が2桁になります。
左側には1・2・4・5・7のいずれか、右側には0~9の数字が使用されます。
希望番号制度そのものだけでなく、2026年はバイクのナンバープレート表示にも変化があることになります。
バイク希望ナンバー制のよくある疑問
125ccのバイクは希望ナンバーにできますか?
できません。
125cc以下の原動機付自転車は市町村がナンバーを交付するため、今回の希望ナンバー制度の対象外です。対象になるのは125ccを超える軽二輪と小型二輪です。
今乗っている250ccのバイクでも変更できますか?
250ccは軽二輪に該当するため、車両区分としては対象です。
また公式サイトは、現在使用中のオートバイでも希望番号の申し込みが可能としています。ただし、番号変更など所定の手続き時に申し込む仕組みなので、自分のケースがどの手続きに該当するか確認してから進めるのが確実です。
777や8888は早い者勝ちですか?
早い者勝ちではなく抽選です。
777と8888はいずれも全国共通の抽選対象番号に指定されています。毎週日曜日21時までの受付分を対象として翌月曜日に抽選されます。
7777も抽選ですか?
2026年8月18日に公表された二輪車の全国共通抽選番号11通りには、7777は含まれていません。
ただし地域ごとに追加される抽選番号があり、抽選対象番号そのものも今後の申込状況によって変更される場合があります。申し込み時に最新情報を確認してください。
まとめ|バイク希望ナンバー制は2026年10月19日から受付開始
バイクの希望ナンバー制は、2026年10月19日(月)から申し込み受付が始まります。
重要なポイントをまとめると、次のとおりです。
- 対象は125cc超のバイク
- 125cc超~250ccの軽二輪、250cc超の小型二輪が対象
- 125cc以下の原付は対象外
- 現在乗っている対象バイクでも、所定の手続き時に希望番号を申し込める
- 料金は地域によって1枚2,500円~3,000円(税込)
- 「1」「7」「777」「8888」など一部の人気番号は抽選
- 一般希望番号でも、申し込み当日にナンバーを受け取れるわけではない
- オンラインまたは予約ナンバーセンターで申し込みできる
特に注意したいのは、「125cc」は対象外で、「125cc超」から対象になる点です。
また、すでに乗っているバイクの番号を変更したい場合は、車両の状況によって必要な手続きが異なるため、申し込み前に確認しておくと安心です。
希望する番号がある人は、2026年10月19日の受付開始までに、料金・抽選対象番号・自分のバイクが対象かを確認しておきましょう。
出典・参考資料
本記事は、2026年8月19日時点で確認できる以下の公式情報をもとに作成しています。
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