※本記事は2026年7月28日時点で公表されている国立天文台の情報を基に作成しています。観察当日は最新の天気予報もご確認ください。
2026年のペルセウス座流星群は、いつ何時に見られるのでしょうか。見える方角や、最も多くの流れ星を観察できる時間も気になるところです。
2026年は、8月12日の夜から13日未明にかけてが最大の観察チャンスです。流星群の活動が最も活発になる「極大」は8月13日11時頃と予想されていますが、日本では昼間にあたります。そのため、極大直前となる13日の夜明け前が、実際の見頃です。
東京付近では13日3時台に流星数が最も多くなり、街明かりの少ない場所では1時間に35個程度が期待されています。さらに8月13日は新月で、月明かりに邪魔されない好条件です。13日の夜から14日未明も、比較的多くの流れ星を観察できる可能性があります。
この記事では、ペルセウス座流星群2026の見頃、極大時刻、方角、見える数、観察場所の選び方を初心者にも分かりやすく解説します。
2026年の観察に必要な情報をまとめると、次のとおりです。
| 項目 | 2026年の予想 |
|---|---|
| 最もおすすめの日 | 8月12日夜から13日未明 |
| 極大時刻 | 8月13日11時頃 |
| 最も見やすい時間 | 8月13日の夜明け前 |
| 東京付近の目安 | 8月13日3時台 |
| 予想される流星数 | 暗い場所で1時間に35個程度 |
| 次の観察候補 | 8月13日夜から14日未明 |
| 見る方角 | 方角を限定せず空全体 |
| 月明かり | 新月のため影響なし |
| 必要な道具 | 基本的には不要。肉眼で観察 |
ペルセウス座流星群2026はいつ見える?
2026年に最も多くの流れ星を期待できるのは、8月12日水曜日の夜から、13日木曜日の未明にかけてです。
ペルセウス座流星群そのものは、例年7月17日頃から8月24日頃まで活動します。ただし、期間中ずっと同じ数の流星が見えるわけではありません。流星数が大きく増えるのは、極大を迎える8月中旬です。
最大の見頃は8月12日夜から13日未明
国立天文台によると、普段より多くの流星が期待できるのは、次の2夜です。
| 観察日 | 見え方の予想 |
|---|---|
| 8月12日夜~13日未明 | 2026年で最もおすすめ |
| 8月13日夜~14日未明 | 2番目の観察候補 |
どちらの日も、21時頃から流星が見え始めると予想されています。夜半を過ぎて放射点が高くなるにつれ、見える流星の数も増えていきます。
翌日が仕事や学校で夜明け前まで待つのが難しい場合は、22時から深夜0時頃でも観察できます。ただし、より多くの流星を見たい場合は、深夜から明け方にかけての時間帯がおすすめです。
極大は8月13日11時頃
2026年のペルセウス座流星群は、8月13日11時頃に極大を迎えると予想されています。
極大とは、流星群そのものの活動が最も活発になる時期のことです。ただし、8月13日11時は日本では昼間のため、星や流星を肉眼で見ることはできません。
そのため、日本での実質的な見頃は、極大時刻の直前にあたる8月13日未明です。極大時刻と実際に観察しやすい時間が一致するとは限らない点に注意しましょう。
ペルセウス座流星群2026は何時が見頃?
2026年は、8月13日の午前0時頃から夜明け前までが見頃です。特に流星数が多くなるのは、空が明るくなり始める直前と予想されています。
東京付近では、8月13日の3時台に最も多くの流星が見られる見込みです。地域によって日の出や薄明の時刻が異なるため、実際の終了時刻には多少の違いがあります。
時間帯別の見え方
| 時間帯 | 観察条件 |
|---|---|
| 21時頃 | 流星が見え始める |
| 22時~0時頃 | 観察しやすくなる |
| 0時~2時頃 | 放射点が高くなり流星数が増える |
| 2時~夜明け前 | 最も期待できる時間帯 |
| 日の出前 | 空が明るくなると見えにくくなる |

ペルセウス座流星群の放射点は、夕方の時点ですでに地平線より上にあります。しかし、放射点が低い時間は見える流星数が多くありません。一般的には21時から22時頃に流星を目にしやすくなり、真夜中から明け方まで観察条件が良くなります。
ペルセウス座流星群2026が見える方角は?
ペルセウス座流星群を見る際は、特定の方角だけを見続ける必要はありません。北東の空にあるペルセウス座付近が放射点になりますが、流れ星は夜空のさまざまな場所に現れます。
「ペルセウス座流星群だから、ペルセウス座だけを見ればよい」と考えがちですが、放射点は流星が放射状に飛び出してくるように見える中心点です。流星が放射点の周辺だけに出現するという意味ではありません。
方角よりも空の広さを優先する
観察する方向を決める場合は、次の条件を優先しましょう。
- 建物や木に空を遮られない
- 街灯が直接目に入らない
- 空の広い範囲を見渡せる
- 月や強い照明がある方向を避ける
2026年は新月のため月明かりを避ける必要はほとんどありません。そのため、街灯や建物の明かりが少なく、視界が開けている方向を見ることが大切です。
放射点付近では短い軌跡の流星が多く、放射点から離れた場所では長い軌跡の流星が見えやすくなります。方角にこだわらず、楽な姿勢で空全体を見る方が、流れ星を見つけやすくなります。
2026年の見頃は月明かりの影響がなく好条件
2026年のペルセウス座流星群は、月の条件に恵まれています。
極大を迎える8月13日が新月にあたるため、観察時間中に明るい月の光で暗い流星が見えにくくなる心配がありません。国立天文台も、2026年は月明かりの影響を受けない好条件になると案内しています。
月明かりがないからといって、必ず多数の流れ星が見えるとは限りません。実際に見える数は、雲の量、空気の透明度、街明かり、周囲の建物、観察する時間などにも左右されます。
それでも、月の条件を気にせず観察できる点は、2026年の大きな特徴です。
ペルセウス座流星群2026は何個見える?
2026年8月13日の夜明け頃には、街明かりの少ない暗い場所で、1時間に35個程度の流星が期待されています。
翌日の8月14日の夜明け頃にも、暗い場所では1時間に30個程度が予想されています。12日夜の天気が悪かった場合でも、13日夜から14日未明に観察するチャンスがあります。
35個すべてが必ず見えるわけではない
1時間に35個という数字は、天の川が肉眼で見えるような暗い空で、一般の人が観察した場合の目安です。
都市部では街明かりによって暗い流星が見えなくなるため、実際に見える数が予想の数分の1になる場合があります。反対に、空の状態が非常に良く、観察に慣れている人は、予想より多く見つけられることもあります。
流星は一定間隔で現れるわけではありません。数分間まったく見えなかった後、短い時間に続けて複数の流星が現れることもあります。
「5分待っても見えなかった」と諦めず、少なくとも15分程度は観察を続けましょう。
ペルセウス座流星群を見る場所の選び方

ペルセウス座流星群を多く見るには、方角以上に観察場所が重要です。
理想的なのは、人工の明かりが少なく、空を広く見渡せる安全な場所です。山間部や郊外は空が暗い傾向にありますが、暗ければどこでもよいわけではありません。夜間の立ち入りが認められている場所か、事前に確認する必要があります。
観察場所を選ぶ4つのポイント
- 街灯や建物の照明が少ない
- 空を広く見渡せる
- 夜間の利用が認められている
- 安全に滞在できる
公園、展望台、海岸、河川敷、キャンプ場などが候補になりますが、施設によって営業時間や利用ルールが異なります。
私有地、立入禁止区域、車道、農地などへ無断で入ってはいけません。駐車場の閉鎖時間や、夜間に車を止められる場所も確認しておきましょう。
都市部でも観察できる?
東京、大阪、名古屋、福岡などの都市部でも、明るい流星を見られる可能性はあります。
ただし、大都市では人工の明かりによって空が明るくなり、暗い流星が見えにくくなります。街灯を建物や木で遮れる場所を選び、できるだけ広い空を確保しましょう。
自宅のベランダで観察する場合は、転落事故を防ぐため、手すりから身を乗り出さないことが重要です。周囲の住宅への騒音や光にも配慮してください。
ペルセウス座流星群の観察に望遠鏡は必要?
ペルセウス座流星群の観察に、望遠鏡や双眼鏡は必要ありません。肉眼で空を広く見る方法が最適です。
望遠鏡や双眼鏡は狭い範囲を拡大して見る道具です。流星がどこに現れるかは事前に分からないため、視野が狭くなるとかえって見つけにくくなります。
用意すると便利なもの
- レジャーシート
- 背もたれを倒せるイス
- 虫よけ用品
- 飲み物
- 薄手の上着
- 必要最小限の懐中電灯
- 時刻を確認する時計
- 星座を確認できるアプリや星座早見盤
立ったまま長時間見上げると首や腰が疲れます。レジャーシートに寝転ぶか、背もたれのあるイスに座ると、空の広い範囲を楽に観察できます。
流れ星を見つけやすくするコツ
最初に暗い場所へ移動しただけでは、目が暗さに慣れていません。観察を始めてから、最低でも15分程度は空を見続けることが大切です。
明るい室内から屋外へ出た直後は、暗い星や流星を見つけにくい状態です。時間がたつと目が暗さに慣れ、次第に暗い流星も見えやすくなります。
スマートフォンの明るい画面を何度も見ると、再び暗い空が見えにくくなることがあります。時刻や星空を確認した後は、画面を暗くして観察へ戻りましょう。
また、一点だけを凝視するのではなく、空のやや高い位置をぼんやりと広く見るのがポイントです。
8月12日が曇りや雨だった場合は?
8月12日夜の天気が悪い場合は、8月13日夜から14日未明が次の観察候補です。
国立天文台は、14日の夜明け頃にも、暗い場所で1時間に30個程度の流星が期待できると予想しています。最大の見頃よりは少なくなる可能性がありますが、十分に観察する価値があります。
ペルセウス座流星群は8月13日だけに出現する現象ではありません。活動期間は7月17日頃から8月24日頃まで続くため、極大の前後でも流星を見られる可能性があります。
ただし、雲が空全体を覆っている場合、地上から流星を直接見ることはできません。観察当日は、地域ごとの雲量や降水予報も確認しましょう。
ペルセウス座流星群とは?
ペルセウス座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、12月のふたご座流星群と並ぶ「三大流星群」の一つです。
年間でも特に多くの流星が安定して出現しやすく、夏休みやお盆前の時期と重なるため、毎年多くの人に注目されています。
流れ星は、恒星そのものが移動している現象ではありません。宇宙空間にある小さなチリが地球の大気へ高速で飛び込み、大気や気化した成分が光を放つ現象です。
彗星が軌道上に残したチリの集まりを地球が毎年ほぼ同じ時期に通過するため、特定の時期に多数の流星が現れます。
母天体はスイフト・タットル彗星
ペルセウス座流星群の母天体は、スイフト・タットル彗星(109P/Swift-Tuttle)です。
スイフト・タットル彗星は、太陽の周りを約130年かけて公転しています。彗星が残したチリの帯へ地球が入ることで、ペルセウス座流星群が発生します。
ペルセウス座流星群2026のよくある質問
2026年の一番の見頃はいつですか?
8月12日夜から13日未明です。特に東京付近では、8月13日3時台に多くの流星が期待されています。
何時から見始めればよいですか?
21時頃から見え始める予想ですが、流星数が増えるのは深夜以降です。時間に余裕がある場合は、午前0時から夜明け前を中心に観察しましょう。
北東の空を見ればよいですか?
北東側に放射点がありますが、北東だけを見る必要はありません。流星は空全体に現れるため、街灯を避け、最も広く見渡せる方向を選びましょう。
東京や大阪などの市街地でも見えますか?
明るい流星であれば見える可能性があります。ただし、街明かりの少ない郊外と比べると、見える数は少なくなります。
望遠鏡や双眼鏡は必要ですか?
必要ありません。流星はどこに現れるか分からないため、肉眼で空全体を見る方法が適しています。
まとめ|ペルセウス座流星群2026は8月13日未明が見頃
2026年のペルセウス座流星群は、8月13日11時頃に極大を迎えると予想されています。ただし、極大時刻は日本では昼間にあたるため、実際の観察に最も適しているのは、8月12日夜から13日未明にかけてです。
東京付近では8月13日の3時台が最大のチャンスとなり、街明かりの少ない暗い場所では、1時間に35個程度の流星が期待されています。また、8月13日は新月です。月明かりに暗い流星が隠されないため、2026年は観察条件に恵まれています。
12日夜に観察できない場合や、天気が悪かった場合は、13日夜から14日未明も候補です。14日の夜明け頃にも、暗い場所では1時間に30個程度の流星が予想されています。
見る方角は一つに限定する必要はありません。ペルセウス座の放射点は北東側にありますが、流星は空のさまざまな場所に出現します。街灯や建物の明かりを避け、空を最も広く見渡せる方向を見るのがポイントです。
望遠鏡や双眼鏡も必要ありません。レジャーシートや背もたれのあるイスを用意し、肉眼でゆっくり空全体を眺めましょう。目が暗さに慣れるまで時間がかかるため、すぐに流星が見えなくても、最低15分程度は観察を続けてください。
観察場所の営業時間、立入制限、駐車場なども事前に確認し、安全と周囲への配慮を忘れないことが大切です。最新の天気予報も確認しながら、2026年夏の流れ星を楽しんでください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
出典・参考資料
- 国立天文台「ペルセウス座流星群が極大(2026年8月)」
2026年の極大時刻、見頃、予想流星数、新月による観察条件など。 - 国立天文台「東京の星空・カレンダー・惑星(2026年8月)」
2026年8月の天文現象、流星数の見方、街明かりによる影響など。 - 国立天文台「ペルセウス座流星群」
一般的な出現期間、極大時期、三大流星群、母天体のスイフト・タットル彗星など。 - 国立天文台「流星群の観察方法」
見る方角、適した場所、肉眼での観察、目を暗さに慣らす時間など。 - 国立天文台「流星群」
流れ星が光る仕組み、流星群が毎年同じ時期に現れる理由、放射点の解説など。 - 国立天文台「主な流星群」
ペルセウス座流星群、ふたご座流星群、しぶんぎ座流星群が三大流星群と呼ばれる根拠。
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