ゴルフファンならずとも、その名を一度は耳にしたことがある「松山英樹」。
2021年にはアジア人として初のマスターズ優勝、2024年パリ五輪では日本男子初の銅メダルを獲得と、日本ゴルフ界の歴史を塗り替えてきました。
ですが、彼の活躍の裏には、知られざる努力や家族の支え、精密にセッティングされたクラブ、そして高額な年収など、様々なドラマが隠されています。
「松山英樹の年収ってどのくらい?」
「どんなクラブを使ってるの?」
「結婚してる?奥さんは誰?」
そんな疑問をお持ちの方に向けて、本記事では松山英樹選手の人物像や成績、家族構成、クラブセッティングからスポンサー契約まで、まるごと紹介していきます。
読み終わる頃には、あなたも松山英樹のファンになっているかもしれません。
松山英樹とは?プロフィールと経歴
世界に羽ばたく日本人ゴルファー、松山英樹の基本情報から栄光の歩みを整理して紹介します。
基本プロフィール
まずは松山選手のパーソナルデータと所属などの基本情報です。
人物情報(生年月日・出身・体格)
- 名前:松山英樹(まつやま ひでき)
- 生年月日:1992年2月25日(33歳)
- 出身地:愛媛県松山市
- 身長/体重:181cm/90kg
松山選手は愛媛県生まれ。
がっしりとした体格で、安定したスイングが魅力です。
所属・スポンサー
- 所属:レクサス(トヨタ自動車)
- 主なスポンサー:
- ロレックス
- ダンロップスポーツ
- NTTデータ
- 野村ホールディングス など
レクサスのサポートを受けるなど、トップアスリートとして多くの大手企業が支援しています。
ゴルフを始めたきっかけと学生時代
松山選手のゴルフ人生は幼少期から始まっています。
ゴルフとの出会い
- 父親の影響で4歳からゴルフを開始
- 父はアマチュア大会に出場するほどの腕前
家庭環境に恵まれ、幼い頃から自然とゴルフに親しんでいました。
中学・高校時代の転機
- 中2でゴルフ部のある明徳義塾中学に転校
- 高校時代に全国大会優勝&JGAナショナルチーム入り
ゴルフに専念できる環境を求めて進学し、才能を一気に開花させました。
アマチュア時代の快進撃
学生時代から世界の注目を浴びていた松山選手の功績です。
マスターズ出場&ローアマ獲得
- 2011年:アジアアマ優勝 → マスターズ出場権獲得
- 同年:ローアマチュア(最上位アマ)を獲得
アジア人として初の快挙で、世界のゴルフ界にその名を轟かせました。
ユニバーシアードで二冠
- 2011年:個人&団体金メダルを獲得(中国・深圳開催)
この年は国内外でアマとして圧倒的な成績を残しています。
プロ転向後の躍進と記録
プロ入り後すぐに結果を出したその異例のキャリアを紹介します。
2013年の伝説的デビュー
- 日本ツアーで年間4勝&賞金王(史上初のルーキー賞金王)
- プロ2戦目で初優勝(ツアー史上最速)
- 海外メジャーで2大会連続トップ10(日本人初)
デビューイヤーとは思えない戦績で“怪物ルーキー”と呼ばれました。
世界ランキング2位まで上昇
- 2017年:PGAツアー5勝目を挙げ世界ランク2位に
- 2021年:アジア人初のマスターズ制覇で歴史を塗り替える
実績だけでなく、記録面でも“アジアNo.1ゴルファー”としての地位を確立しました。
オリンピック・メジャー大会での成績
国際大会でも実力を証明し続けています。
五輪での栄光と悔しさ
- 2021年:東京五輪4位(惜しくもメダル逃す)
- 2024年:パリ五輪銅メダル獲得(日本男子初)
2度目の五輪で雪辱を果たし、日本の歴史に新たな1ページを刻みました。
メジャー大会の実績
- 2021年:マスターズ優勝
- その他:全米OP2位タイ、全英OP6位タイ、PGA選手権4位タイ
四大メジャーすべてで10位以内に入った経験がある、稀有な日本人選手です。
松山英樹の強さの秘密なぜ世界で勝てる?
世界屈指のゴルファーとなった松山英樹。その勝因は「技術」だけではありません。
彼の強さの背景には、緻密な準備・環境・マインドセットがありました。
圧倒的なクラブセッティングの精度
世界と戦う松山英樹のクラブは、細部にまで計算されたプロ仕様です。
クラブセッティングの特徴
- ドライバー:スリクソン ZX5 Mk II(安定性重視)
- フェアウェイウッド:テーラーメイド SIM2
- アイアン:スリクソン Z-Forged II(操作性重視)
- ウェッジ:クリーブランド RTXシリーズ
- パター:スコッティ・キャメロン
- ボール:スリクソン Z-STAR XV
セッティングに込められた意図
- ロングショットの直進性とスピン量のバランスを重視
- ショートゲームでは繊細なタッチが活きる
- クラブの調整は毎試合前に入念にチェック
世界中の芝質・天候・コース設計に対応するために、クラブの微調整は欠かせません。
支えるプロフェッショナルチーム
1人では勝てない。
その裏には一流のチームが存在します。
H4:キャディ・トレーナー・コーチ陣
- 元キャディ:進藤大典氏(長年の戦友)
- トレーナー:金田相範氏(東北福祉大OB)
- スイングコーチ:必要に応じて現地で契約
松山選手の強みは、大学時代から続く信頼関係に基づいたサポート体制です。
移動・栄養・休息も戦略の一部
- 米ツアーでは時差調整や食生活の管理も重要
- 同行チームがメンタルケアや疲労管理も徹底
目に見えない部分の「準備」が、パフォーマンスを最大化させています。
精神力と自己分析力
スイングだけでは勝てない。大舞台で結果を出す要因の多くは「メンタル」にあります。
動じない性格
- 観客の多さやプレッシャーにも動じず自分のリズムを貫く
- 試合中も無駄な感情表現を抑え、集中を維持
冷静な判断力と内面の強さが、勝負所での成功に直結します。
自己分析と改善力
- 毎ラウンド後に細かく振り返り・反省
- 不調時も「何をすべきか」を自ら見極め、修正を図る
「うまくいかないときこそ成長できる」姿勢が、結果を出す原動力となっています。
勝利への執念と向上心
最も重要なのは「勝ちたい」という執念。
松山英樹は常に自分を高め続けています。
勝つために必要なことを徹底する
- 試合前の準備、練習、休息すべてに全力
- 技術に頼らず基礎の積み重ねを怠らない
「世界一」を目指す意識
- 「優勝が目標」と公言
- 常に「自分に足りないものは何か」を探求
決して現状に満足せず、常に成長を求める姿勢が、世界トップ選手の証です。
松山英樹の妻・子供・家族 私生活も気になる!
表舞台では常に冷静な松山英樹選手。
しかし、その裏には支えてくれる家族の存在がありました。
普段は多くを語らない彼の私生活をひもといてみましょう。
妻は高校時代からのパートナー
結婚相手は、青春時代を共にしたゴルフ部の後輩。
長年の支えが、世界トップの舞台で活躍する力となっています。
妻・和田芽緯(めい)さんのプロフィール
- 明徳義塾高校ゴルフ部の後輩(2学年下)
- 東北福祉大学にも進学し、女子ゴルフ部の主将を務める
- 幼少期をハワイで過ごした帰国子女&バイリンガル
- 卒業後は大学職員として女子ゴルフ部のコーチも経験
芽緯さんは英語も堪能で、松山選手の海外生活や国際試合でも心強い存在です。
交際期間と結婚のタイミング
- 約10年以上の交際を経て、2017年に極秘結婚
- 同年7月に第1子誕生を報告(後述)
長期の交際からのゴールイン。
互いに深い信頼関係を築いてきたことがわかります。
お子さんは娘が1人
ツアー中は表に出ることの少ない松山選手の家族。
でも、娘さんの存在が大きな心の支えとなっているようです。
第一子は女の子
- 2017年7月に誕生
- 名前は「叶夏(かんな)」ちゃんと報道あり(未公式)
- 松山選手が「試合の後に娘に会えるのが一番うれしい」と語る場面も
海外を転戦する多忙な生活の中、父親としての顔も大切にしていることが伝わります。
家族との生活スタイル
勝負師・松山英樹の私生活は意外にも堅実で、家庭との距離感にもこだわりがあります。
基本は「遠距離同居」
- ツアー中は単身で行動(試合と家庭を分けるスタイル)
- 帰国時は“普通のお父さん”として過ごす
メリハリを大切にし、試合に集中できる環境を自ら作っています。
妻・芽緯さんとの支え合い
- 芽緯さんもゴルフ経験者だからこそ、プロの厳しさを理解
- 一緒にツアーへ帯同した際には「癒しになった」と語ることも
公私をきちんと切り分けながらも、深く信頼し合う夫婦関係が伺えます。
家族を支える想いと行動
松山選手の家庭観からは、「人としての魅力」も感じ取ることができます。
若手ゴルファー育成への寄付
- 2024年パリ五輪の報奨金600万円を全額寄付
- 「未来の日本代表のために」とコメント
自身の成功を、自分だけのものにしないという姿勢に、父としての想いもにじみます。
H家族への想いを語る場面
- 「誰かのために勝ちたい」とメディアで発言
- 大会中の穏やかな表情は「妻と子の帯同」が影響しているとの声も
勝負の世界で冷静さを保てる理由のひとつに、“家族の存在”があるのは間違いありません。
松山英樹の年収とスポンサー契約
ゴルフ界のトップを走る松山英樹。
ツアーでの獲得賞金はもちろん、スポンサー契約でも驚異的な収入を得ています。
その実態に迫ります。
松山英樹の年収はどれくらい?
ツアー賞金+スポンサー収入で、年収は日本スポーツ界屈指のレベルに達しています。
2024年の実績から見る推定年収
- PGAツアー賞金:およそ6.5億円(2024年:賞金ランキング3位)
- 五輪銅メダル報奨金:600万円(すべて寄付)
- スポンサー契約料(推定):年間4億〜6億円以上
合計で年収10億円超と見られており、日本のアスリートでもトップクラス。
注目すべきポイント
- 海外メディアにも「稼ぐアジア人選手」として取り上げられている
- フェデックスカップなど特別ボーナス制度も存在
収入の柱は賞金だけでなく、安定したスポンサー契約によって構成されています。
豪華すぎる!スポンサー契約一覧
超一流選手として、松山英樹を支えるスポンサーは名だたる企業ばかりです。
主要スポンサー(用品・所属など)
- レクサス(トヨタ自動車):所属契約(3年6億円/2013年契約開始)
- ダンロップスポーツ:クラブ・ボール・ウェアなど総合契約
- オークリージャパン:アイウェア契約
企業スポンサー(ビジネス・金融・IT)
- NTTデータ
- 野村ホールディングス
- 東京エレクトロン
- 大正製薬
いずれもグローバル展開している日本の大企業であり、松山選手の国際的イメージにマッチしています。
スポンサーとの関係性と評価
- 松山選手は「誠実・努力型のスター」として企業側からも評価が高い
- スポンサーの社会貢献活動(例:寄付や育成支援)にも積極参加
ゴルフだけでなく“ブランド価値”も高い
世界中のゴルフファンに知られる松山選手は、今や「ブランド」としても確立されています。
メディア露出と信頼性
- メジャー優勝、五輪メダルで国際的な認知度が向上
- スキャンダルなし、真摯な姿勢で長期契約が多い
寄付・社会貢献活動
- 東日本大震災復興支援として「1バーディ1万円」募金活動
- 五輪報奨金600万円を若手育成のために寄付
世界に挑戦するだけでなく、国内への貢献姿勢も高く評価されています。
まとめ
松山英樹は、単なる「強いゴルファー」ではありません。
少年時代からゴルフに向き合い、プレッシャーの中でも結果を出し続け、2021年には日本人として初めてマスターズを制覇。
さらに2024年にはパリ五輪で銅メダルを獲得し、日本ゴルフ界の希望として世界で戦い続けています。
そんな彼を支えるのが、幼い頃からの練習、プロフェッショナルなチーム、そして何よりも家族の存在。妻の芽緯さんやお子さんの支えが、プレッシャーの中でも彼を奮い立たせています。
ゴルフを知らない人にも、松山英樹の生き方や姿勢から学べることはたくさんあるはずです。
今後も彼の活躍から目が離せません!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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