もうすぐお盆の時期。
でも……
- 「お盆ってなにをするの?」
- 「お盆の意味や由来をちゃんと知らない」
- 「お盆は海に入っちゃダメってホント?」
あなたはこの様な事で悩んでいませんか?
特に親族が集まる機会でもあるお盆。
正しい知識がないと、失礼な行動をしてしまわないか心配になりますよね。
実は、私も初めてお盆を迎えるとき、何を準備すればいいのか全く分からず不安でいっぱいでした。
調べれば調べるほど、地域差や宗派の違いもあって混乱したのを覚えています。
この記事では、そんな悩みや不安を解消するため、お盆の由来・時期・やること・注意点まで、初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説します。
この記事を読むと…
- お盆の本当の意味と由来が分かります
- お墓参りや迎え火など、やるべきことがすぐ分かります
- 「お盆は海に入ってはいけない理由」もスッキリ理解できます
- 初盆の違いや地域ごとの風習も知ることができます
大切なご先祖さまへの感謝の気持ちをしっかり届けるためにも、ぜひ最後まで読んで、正しい知識で心温まるお盆を過ごしてくださいね。
お盆とは?意味と由来を知ろう
お盆の意味とは?なぜ大切にするの?
- お盆は、亡くなったご先祖様をお迎えし、感謝の気持ちを伝える行事です。
- 先祖の魂が帰ってくると考えられ、大切な人を思い出す時間でもあります。
- 家族そろって手を合わせることで、絆を深めるきっかけになります。
- お墓参りや仏壇にお供え物をし、先祖の霊を供養する習慣があります。
- そのため、お盆は日本人にとって大切な風習として、今も受け継がれています。
お盆の由来|仏教の「盂蘭盆会」から生まれた風習
- お盆の始まりは、仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」が由来です。
- これは、餓鬼道で苦しむ母親を救うために、目連尊者が供養した故事が元になっています。
- 旧暦7月15日に僧侶へ供物を捧げ、功徳によって母親は極楽浄土へ導かれました。
- 日本では、昔からあった祖霊信仰と重なり、今のお盆行事が生まれました。
- 江戸時代には庶民の間にも広まり、今では夏の大切な行事となっています。
【2025年版】7月盆・8月盆 早見表(全国比較)
- お盆は地域によって時期が異なる行事です。
- 大きく分けると「7月盆」「8月盆(月遅れ盆)」「旧盆」があります。
- 7月盆は、東京や神奈川の一部地域などで行われます。
- 毎年7月13日から16日まで、ご先祖様を迎えます。
- 8月盆は全国的に一番多く、8月13日から16日が一般的です。
- 夏休みや帰省と重なりやすく、今では主流のお盆となっています。
- 旧盆は、沖縄や奄美地方などで旧暦7月15日を中心に行います。
- 年によって日付が変わり、2025年は9月6日ごろになる予定です。
日付 | 曜日 | 7月盆 (主に東京・一部地域) | 8月盆 (全国的に主流) |
---|---|---|---|
7月12日(土) | 土 | 準備・お墓掃除 | – |
7月13日(日) | 日 | 迎え盆 (迎え火・お墓参り) | – |
7月14日(月) | 月 | お盆中日 (供養・会食) | – |
7月15日(火) | 火 | お盆中日 (盂蘭盆会・終戦記念日) | – |
7月16日(水) | 水 | 送り盆 (送り火・ご先祖様を送る) | – |
7月17日(木) | 木 | お盆明け・通常生活へ | – |
8月10日(日) | 日 | – | 山の日振替・連休スタート |
8月11日(月) | 月 | – | 帰省・旅行ピーク |
8月12日(火) | 火 | – | 帰省ラッシュ続く |
8月13日(水) | 水 | – | 迎え盆 (迎え火・お墓参り) |
8月14日(木) | 木 | – | お盆中日 (供養・親族会食) |
8月15日(金) | 金 | – | お盆中日 (終戦記念日・供養) |
8月16日(土) | 土 | – | 送り盆 (送り火・ご先祖様を送る) |
8月17日(日) | 日 | – | Uターンピーク・通常生活へ |
✅【ポイント】
- 7月盆:7月13日~16日(東京・静岡・一部地域)
- 8月盆:8月13日~16日(全国的に主流)
- 地域や家庭で行う時期が違うため、確認して予定を立てるのがおすすめです。
7月盆・8月盆・旧盆|地域による違い
- 2025年のお盆は、次の3つのスケジュールに分かれます。
- 【7月盆】7月13日(日)~7月16日(水)
- 【8月盆】8月13日(水)~8月16日(土)←全国的に主流
- 【旧盆】9月6日(土)ごろ(旧暦基準、沖縄・奄美など)
- 特に8月盆はお盆休みや帰省ラッシュの時期とも重なります。
- 高速道路や新幹線、飛行機は混雑するため、早めの計画が安心です。
- 2025年は、お盆後半が土曜日にかかるため旅行計画にも人気の時期です。
- 地域や宗派、家の習慣によって日程は異なります。
- まずはご実家や親戚に、予定を確認することをおすすめします。
なぜ8月15日が多い?月遅れ盆の理由
- 元々は旧暦7月15日が、お盆の中心の日でした。
- しかし、明治時代に新暦へ変わると、農繁期と重なり支障が出る地域が増えました。
- そのため、全国的には新暦の8月15日頃に行う「月遅れ盆」が一般的になりました。
- 現在では、8月13日から16日までの4日間が、お盆の主な期間となっています。
- 東京など一部地域では、今も新暦7月15日に行うところもあります。
お盆のやること一覧|正しい手順でご先祖さまを迎える
迎え火と送り火の意味とやり方
- お盆の最初と最後に行う、大切な迎えと送りの儀式です。
- 迎え火は、ご先祖さまが迷わず家に帰れる目印になります。
- 13日の夕方、玄関先などで「おがら」などを燃やして火を灯します。
- 送り火は、帰るご先祖さまを見送るための火です。
- 16日の夕方に焚き、感謝の気持ちを込めてお送りします。
- 場所や方法は地域差があるので、事前に確認しておくと安心です。
お墓参りの正しいマナー
- お盆の時期に、ご先祖さまの眠るお墓にお参りします。
- 服装は普段着でもよいですが、清潔感のある服装が基本です。
- お墓の掃除をして、雑草や落ち葉を取り除きましょう。
- 花やお線香、お供え物を持参し、ご先祖さまに手を合わせます。
- 供えた食べ物はそのままにせず、帰るときに持ち帰るのがマナーです。
- 家族そろってお参りすると、ご先祖さまも喜ぶとされています。
盆提灯・精霊棚・お供え物の準備
- お盆の前に、精霊棚(しょうりょうだな)を用意します。
- 精霊棚には、きゅうりの馬・なすの牛を飾る風習もあります。
- 盆提灯は、故人の霊が迷わず帰れるよう灯りをともすためのものです。
- 白い提灯は「新盆(初盆)」で使い、翌年からは絵柄入りを使います。
- 食べ物や果物、そうめんなどをお供えし、感謝の気持ちを伝えます。
- お供えは毎日新しいものにすると、より丁寧な供養になります。
盆踊り・灯籠流しなどの地域行事も知ろう
- お盆期間中、各地で盆踊りや灯籠流しなどの行事が行われます。
- 盆踊りは、ご先祖さまの霊を慰めるために始まった風習です。
- 地域によって踊りの歌や振り付けが異なり、夏の風物詩になっています。
- 灯籠流しは、川や海へ灯りを流し、ご先祖さまを送る行事です。
- 美しい光景とともに、ご先祖さまへの感謝の気持ちを込めます。
- 参加する際は、地域のルールやマナーを守りましょう。
お盆のやること一覧|正しい手順でご先祖さまを迎える
- 盆はご先祖さまの霊をお迎えし、感謝を伝える大切な行事です。
- 正しい手順で行うことで、ご先祖さまも安心して帰ってこられます。
- 地域や家庭によって細かな違いはありますが、基本の流れをご紹介します。
盆前の準備
- 精霊棚(しょうりょうだな)や仏壇を掃除して、きれいに整えます。
- 盆提灯や迎え火の道具、お供え物を事前に用意しておきます。
- 新盆(初盆)の場合は、白い提灯「白紋天」を準備するのが一般的です。
- 精霊馬(きゅうりの馬・なすの牛)を作り、ご先祖さまの乗り物を用意します。
迎え火(13日夕方)
- 13日の夕方、ご先祖さまをお迎えするために「迎え火」を焚きます。
- 玄関先や庭で「おがら」などを燃やし、目印となる火を灯します。
- 地域によっては、提灯の灯りで迎える場合もあります。
お墓参り(13日~15日)
- 家族そろってお墓参りに行き、ご先祖さまへ手を合わせます。
- 雑草を抜き、墓石をきれいに掃除してからお花やお線香を供えます。
- 供えた食べ物は帰るときに持ち帰るのがマナーです。
お供えと読経(期間中)
- お盆の間は、果物やそうめん、精進料理を供えます。
- 朝・昼・晩とできる範囲でお供えし、手を合わせます。
- 僧侶を呼んで「棚経(たなぎょう)」をあげてもらう家庭もあります。
送り火(16日夕方)
- お盆の最終日、ご先祖さまをあの世へ送り出します。
- 迎え火と同じ場所で「送り火」を焚き、感謝の気持ちを伝えます。
- 灯籠流しや盆踊りなど、地域の送り行事に参加する場合もあります。
✅ 手順通りに行うことで、ご先祖さまへの敬意を形にできます。
✅ 家族で過ごす時間にもなり、大切な絆を感じられる行事です。
初盆・新盆の意味とやること|普通のお盆との違い
- 初盆(はつぼん)・新盆(にいぼん)は、故人が亡くなってから初めて迎える特別なお盆です。
- 一般のお盆よりも丁寧に供養し、ご先祖さまや故人への想いを伝える大切な機会になります。
- 普通のお盆との違いは、白提灯を飾り、法要やお布施など特別な準備が必要な点です。
白提灯の意味と飾り方
- 白提灯は、初めて帰ってくる故人の霊が迷わないための目印です。
- 清らかさを表す白色で、故人のためだけに飾る特別な提灯です。
- 飾る時期は、迎え盆の前日までに準備するのが一般的です。
- 飾る場所は玄関先や仏壇の近く、見えやすい場所がよいとされています。
- お盆の期間中は、夜になると火を灯し、故人の霊をお迎えします。
- 初盆以降は、絵柄入りの盆提灯を飾るようになります。
初盆のお布施と法要マナー
- 初盆では、僧侶に読経をお願いする「初盆法要(新盆法要)」を行うことが多いです。
- お布施の相場は3万円〜5万円が一般的ですが、地域や寺院によって異なります。
- 「お車代」や「御膳料」などを別に包む場合もあります。
- 法要の際は、落ち着いた服装(黒・紺・グレーなど)で参加するのが礼儀です。
- 親族や友人など、縁のある人を招き、一緒に故人を偲びます。
- お供え物やお花も用意し、感謝の気持ちを込めて供養します。
✅ 初盆は特別な供養の場として、大切に準備することが大切です。
✅ 故人への感謝と想いを、しっかりと形に残す良い機会になります。
お盆のタブー|絶対にやってはいけないこと
- お盆には昔から「やってはいけない」とされるタブーがあります。
- ご先祖さまの霊を敬い、静かに過ごすための大切な決まりごとです。
- 地域によって言い伝えは異なりますが、代表的なタブーを知っておきましょう。
海や川に入ってはいけない理由
- お盆の時期は「水辺に近づくな」と言われています。
- 理由の1つは「霊が海や川へ引き込む」との言い伝えがあるからです。
- この時期は、先祖の霊だけでなく迷った霊も戻ってくると信じられています。
- 水辺は霊が集まりやすい場所とされ、事故につながるとも考えられました。
- 実際にお盆の時期は台風や高波が増え、水難事故が起こりやすくなります。
- そのため、お盆中の海水浴や川遊びは避けた方が安全です。
派手なイベント・結婚式がNGな理由
- お盆はご先祖さまを迎え、供養する静かな期間とされています。
- そのため、派手なイベントやお祝いごとは慎むべきと考えられています。
- 特に結婚式は「慶事」となるため、避ける家庭が多いです。
- お盆は「忌みごと」や「不幸」を連想する時期でもあるからです。
- 大きな音を立てる祭りや花火も控える地域があります。
- どうしても行う場合は、ご先祖さまへの配慮を忘れずにしましょう。
地域ごとの言い伝えや風習
- お盆には各地に昔からの言い伝えや独特の風習があります。
- 「夜は遅くまで出歩かない」「生ものはお供えしない」などもその一つです。
- 地獄の釜のふたが開くと言われ、水辺だけでなく火の扱いにも注意します。
- 地域によっては「地蔵盆」や「盆綱」など特別な行事が行われます。
- 沖縄では「ウークイ(お送り)」で爆竹を鳴らす習慣もあります。
- 住んでいる地域の風習を大切にし、事前に確認しておくと安心です。
✅ お盆はご先祖さまへの感謝と敬いの心が大切な期間です。
✅ タブーを知ることで、トラブルを防ぎ、心穏やかに過ごせます。
お盆の過ごし方と最近の傾向|現代のお盆事情
- お盆はご先祖さまを供養する大切な行事ですが、現代では過ごし方も少し変わってきています。
- 家族の形や働き方が変わり、新しい風習や習慣も生まれています。
- 最新のお盆事情を知って、無理のない過ごし方を考えましょう。
帰省・旅行・お盆玉の新しい習慣
- 昔は家族そろって実家に帰省し、親族で集まるのが一般的でした。
- 最近は帰省だけでなく、旅行に出かける家庭も増えています。
- 「お盆玉」という新しい習慣も広がりつつあります。
- お盆玉は、お年玉のように子どもや孫にお小遣いを渡す風習です。
- 祖父母と孫が久しぶりに会う機会として喜ばれるようになりました。
- また、お墓参りの代わりに「オンライン法要」をする家庭も増えています。
高速道路・新幹線の渋滞や混雑情報
- お盆の時期は、交通機関がとても混雑します。
- 特に高速道路は、帰省ラッシュとUターンラッシュで大渋滞します。
- 2025年は8月13日~16日がピークになる予想です。
- 新幹線や飛行機のチケットは、早めの予約が必要です。
- 渋滞や混雑を避けるため、時間をずらした移動もおすすめです。
- 最近は「お盆の混雑予測」がネットやアプリで簡単に調べられます。
コロナ以降のお盆の変化とは?
- コロナ禍で、お盆の過ごし方は大きく変わりました。
- 以前のように大人数で集まることを控える家庭が増えました。
- オンライン帰省やビデオ通話で、離れていても顔を合わせる工夫もされています。
- お墓参りも、混雑を避けて早朝や平日にずらす人が増えました。
- また、お供え物やお線香をネットで注文し「直送」するサービスも人気です。
- 今後も、無理のない新しい形のお盆が増えていくと考えられます。
✅ 現代のお盆は、家族や自分の状況に合わせた柔軟な過ごし方が主流になっています。
✅ 伝統を大切にしつつ、新しい形も取り入れることで心地よい時間が過ごせます。
まとめ
お盆は、ご先祖さまをお迎えし感謝の気持ちを伝える、日本人にとって大切な時間です。
日々の忙しさで忘れがちな「家族のつながり」や「命のありがたさ」を改めて感じられる、心温まる行事でもあります。
昔ながらの風習が減りつつある現代ですが、こうした日本の美しい文化を知り、次の世代に伝えていくことはとても大切なこと。
今回の記事が、皆さんが安心してお盆を迎え、ご先祖さまと穏やかに過ごすためのきっかけになれば嬉しいです。
無理に完璧を目指さず、できる範囲でご先祖さまへ「ありがとう」を伝える気持ちが一番大切です。
お盆の正しい意味を知ることで、いつもとは少し違う特別な時間を過ごしてみませんか?
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