女子サッカーのU-20日本女子代表で注目を集めているのが、板村真央(いたむら・まお)選手です。
2026年7月には、オランダのフェイエノールトからイングランドの名門リバプールFCウィメンへの移籍が発表されました。移籍当時はまだ19歳でした。
しかも板村真央選手は、突然海外で注目された選手ではありません。JFAアカデミー福島時代の2022年には、なでしこリーグ2部で13得点を挙げて得点王と新人賞を獲得。その後、18歳でオランダへ渡ると、2025-26シーズンには女子エールディビジの年間最優秀選手に選ばれています。
さらに2026年9月に開幕するFIFA U-20女子ワールドカップ ポーランド2026の日本代表にも選出されました。
「板村真央って何者?」
「なぜ若くしてリバプールに移籍できたの?」
「どんなプレースタイルの選手?」
そんな疑問を持った人に向けて、これまでの経歴や実績、注目される理由を分かりやすく整理します。
- 板村真央選手は2006年8月6日生まれの20歳
- 広島県出身でJFAアカデミー福島14期生
- 2022年になでしこリーグ2部得点王・新人賞
- 2025年1月に18歳でフェイエノールトへ移籍
- 2025-26シーズンは20試合8得点6アシスト
- 女子エールディビジ年間最優秀選手を受賞
- 2026年7月、19歳でリバプールFCウィメンへ移籍
- 2024年U-20女子W杯に出場し、2026年大会も日本代表メンバーに選出
板村真央は何者?現在はリバプールでプレーする20歳

板村真央選手は、イングランドのリバプールFCウィメンに所属する日本人サッカー選手です。
2026年8月25日現在は20歳。リバプールでは攻撃的ミッドフィールダーとして紹介されており、ゴールやアシストだけでなく、ドリブルで相手守備を崩す力が評価されています。
板村真央のプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 板村 真央(いたむら まお) |
| 英語表記 | Mao Itamura |
| 生年月日 | 2006年8月6日 |
| 年齢 | 20歳(2026年8月25日現在) |
| 出身 | 広島県 |
| 所属 | リバプールFCウィメン |
| ポジション | 攻撃的ミッドフィールダー |
| 主な育成クラブ | AICシーガル広島レディース、JFAアカデミー福島 |
| 前所属 | フェイエノールト |
JFAによると、板村真央選手は2019年にJFAアカデミー福島へ入校した14期生です。JFAアカデミー加入前には、広島のAICシーガル広島レディースなどでプレーしていました。
なお、JFAでは過去にFWとして登録されていましたが、年代別代表ではMFとして起用されることもあり、現在のリバプール公式プロフィールでは「攻撃的ミッドフィールダー」と紹介されています。
板村真央の経歴を時系列で見ると成長の速さがすごい
板村真央選手が注目される理由は、20歳という若さだけではありません。
10代のうちから国内リーグ、年代別日本代表、オランダ、そしてイングランドへと一気にステップアップしている点が大きな特徴です。
板村真央の主な経歴
| 年 | 主な出来事 |
|---|---|
| 2006年 | 8月6日生まれ |
| 2019年 | JFAアカデミー福島へ入校 |
| 2022年 | なでしこリーグ2部で13得点、得点王・新人賞 |
| 2022年 | FIFA U-17女子ワールドカップに出場 |
| 2024年 | FIFA U-20女子ワールドカップに出場 |
| 2025年1月 | フェイエノールトへ移籍 |
| 2025-26年 | 女子エールディビジ年間最優秀選手 |
| 2026年4月 | U-20女子アジアカップ優勝 |
| 2026年7月 | リバプールFCウィメンへ移籍 |
| 2026年8月 | U-20女子ワールドカップ日本代表メンバーに選出 |
ここから、それぞれの時期を詳しく見ていきます。
JFAアカデミー福島時代に16歳で得点王
板村真央選手の名前が国内で大きく注目されるきっかけの一つとなったのが、JFAアカデミー福島時代の活躍です。
2022年のなでしこリーグ2部では13得点を記録し、濱本まりん選手と並んで得点王を獲得しました。
さらに新人賞にも選ばれています。
2006年8月生まれなので、2022年シーズン中に16歳になったばかりでした。
高校年代の選手が大人も出場するリーグで得点王になったことからも、早い段階から得点能力を発揮していたことが分かります。
U-17女子ワールドカップにも出場
板村真央選手はクラブだけでなく、年代別日本代表にも継続して選ばれてきました。
2022年にはFIFA U-17女子ワールドカップ インド大会のメンバー入り。
JFAの2024年時点のプロフィールによると、この大会では3試合に出場し、ゴールも記録しています。
10代半ばの段階から国際大会を経験していたことも、その後の海外挑戦につながったと考えられます。
18歳でフェイエノールトへ移籍
板村真央選手にとって大きな転機となったのが、2025年のオランダ移籍です。
JFAは2025年1月16日、JFAアカデミー福島14期生だった板村真央選手が、オランダのフェイエノールトへ加入すると発表しました。
この時、板村真央選手は18歳でした。
JFAアカデミーを卒業して日本国内のWEリーグクラブへ進むのではなく、いきなりヨーロッパへ渡ったことになります。
オランダで一気にブレイク
海外挑戦後、板村真央選手は急速に評価を高めました。
リバプールFCによると、2025-26シーズンのフェイエノールトではリーグ20試合に出場し、
- 8得点
- 6アシスト
を記録しています。
そして、女子エールディビジの年間最優秀選手に選出されました。
単に若手として将来性を評価されたのではなく、数字でも結果を残したうえでの受賞です。
さらに板村真央選手の活躍もあり、フェイエノールトはクラブ史上初となる欧州大会への出場権を獲得しました。
板村真央が19歳でリバプールへ移籍

そして2026年7月20日、リバプールFCウィメンが板村真央選手の獲得を発表しました。
フェイエノールトからの完全移籍で、発表当時の年齢は19歳でした。
20歳になる直前でイングランドの名門クラブへ移ったことになります。
なぜ19歳でリバプールに移籍できた?
リバプール移籍の背景として大きいのは、やはりオランダで残した実績です。
2025-26シーズンだけでも、
20試合8得点6アシスト
+女子エールディビジ年間最優秀選手
という結果を残しました。
18歳で海外へ渡り、約1年半後にはイングランドへステップアップした形です。
そのため、「将来性だけで名門クラブに移籍した選手」というより、若くして欧州リーグで実績を残し、その評価をさらに高めた選手と見る方が分かりやすいでしょう。
板村真央のプレースタイルはドリブルが大きな武器
板村真央選手の大きな武器は、相手に向かって仕掛けるドリブルです。
リバプール加入時のインタビューでは、自身の強みとしてドリブルを挙げ、ゴールやアシストでもチームに貢献したいという考えを示しています。
JFAも2024年の選手紹介で、
- 両足からの正確なキック
- 鋭いターン
- スピードに乗ったドリブル
などを特徴として紹介していました。
「点を取れるドリブラー」であることが強み
ドリブルが得意な選手でも、実際のゴールやアシストにつながらなければ評価を上げるのは簡単ではありません。
板村真央選手の場合、フェイエノールトで8得点6アシストを記録しています。
さらに2022年には、なでしこリーグ2部で13得点を挙げて得点王になっています。
つまり、
ドリブルで仕掛ける力+自分で得点する力
を早くから示してきた選手といえそうです。
U-20日本女子代表でも中心選手として活躍
板村真央選手は、クラブでの活躍だけでなく年代別日本代表でも経験を積んでいます。
2024年にはFIFA U-20女子ワールドカップ コロンビア大会のメンバーに選ばれました。当時の所属はJFAアカデミー福島でした。
さらに2026年4月のAFC U20女子アジアカップでは背番号10をつけています。
アジアカップでは決勝トーナメントで3得点
2026年のAFC U20女子アジアカップでは、板村真央選手が重要な試合で得点を決めました。
準々決勝のベトナム戦では2得点を記録し、日本は4-0で勝利。
続く中国との準決勝でも、開始5分に板村真央選手が先制点を決めています。日本は2-0で勝利しました。
決勝では日本が朝鮮民主主義人民共和国を1-0で破り、優勝しています。板村真央選手も先発メンバーに名を連ねました。
クラブで好成績を残すだけでなく、日本代表でも結果を出していることが分かります。
2026年U-20女子ワールドカップ日本代表に選出
板村真央選手は、2026年9月にポーランドで開催されるFIFA U-20女子ワールドカップの日本代表にも選出されています。
JFAが公表した登録メンバーでは、所属先は「リバプールFC/イングランド」、背番号は10です。
日本のグループステージは次の日程です。
| 日程 | 対戦相手 |
|---|---|
| 2026年9月6日 | ニュージーランド |
| 2026年9月9日 | アメリカ |
| 2026年9月12日 | イタリア |
初戦はニュージーランド戦で、第2戦はアメリカ、第3戦はイタリアとの対戦が予定されています。
リバプール移籍直後ということもあり、大会で活躍すれば日本国内でもさらに注目度が高まる可能性があります。
板村真央がこれから注目されそうな理由
板村真央選手は、まだ20歳です。
それでもすでに、
国内リーグ得点王
→年代別ワールドカップ
→18歳でオランダ移籍
→オランダ年間最優秀選手
→19歳でリバプール移籍
という経歴を歩んでいます。
特に注目したいのは、海外移籍そのものではなく、移籍した先で実際に結果を残していることです。
フェイエノールトでの20試合8得点6アシストという成績は、次のステップとなるリバプール移籍につながる大きな実績となりました。
さらに2026年9月にはU-20女子ワールドカップがあります。
そこで板村真央選手の名前を初めて知り、
「板村真央って誰?」
「リバプールにいる日本人選手なの?」
「どんな経歴なの?」
と気になる人も増えていきそうです。
今後はU-20世代だけでなく、さらに上のカテゴリーでどのような活躍を見せるのかにも注目です。
まとめ
板村真央選手は、2006年8月6日生まれ、広島県出身の20歳のサッカー選手です。
JFAアカデミー福島で育ち、2022年にはなでしこリーグ2部で13得点を挙げ、得点王と新人賞を獲得しました。年代別日本代表にも早くから選ばれ、U-17女子ワールドカップやU-20女子ワールドカップを経験しています。
大きな転機となったのは2025年1月です。
18歳でオランダのフェイエノールトへ移籍すると、2025-26シーズンには20試合8得点6アシストを記録。女子エールディビジ年間最優秀選手に選ばれ、クラブ史上初となる欧州大会出場権獲得にも貢献しました。
そして2026年7月、19歳でリバプールFCウィメンへ完全移籍。
10代のうちに日本からオランダ、さらにイングランドへとステップアップしたことになります。
板村真央選手の特徴は、スピードに乗ったドリブルや鋭いターンだけではありません。得点王や8得点6アシストという数字が示すように、自らゴールを奪い、味方の得点にもつなげられる攻撃力があります。
2026年9月開催のFIFA U-20女子ワールドカップ ポーランド2026では、背番号10で日本代表メンバーに選出されています。
「リバプールに移籍した若い日本人選手」として知った人にとっては、その前から国内外で実績を積み上げてきたことが板村真央選手のすごさを理解するポイントでしょう。
世界大会、そしてリバプールでどこまで存在感を高めていくのか。これから名前を目にする機会がさらに増えそうな日本女子サッカー界の注目選手です。
出典・参考資料
- Liverpool FC|Mao Itamura 選手プロフィール
- Liverpool FC|LFC Women complete signing of Mao Itamura from Feyenoord
- JFA|板村真央選手 フェイエノールトに加入決定
- JFA|MF 板村真央(ITAMURA Mao)
- なでしこリーグ|過去の記録・得点王
- JFA|FIFA U-17女子ワールドカップ インド2022 招集メンバー
- JFA|FIFA U-20女子ワールドカップ コロンビア2024 招集メンバー
- JFA|FIFA U-20女子ワールドカップ ポーランド2026 招集メンバー
- JFA|FIFA U-20女子ワールドカップ ポーランド2026 日程・結果
- JFA|AFC U20女子アジアカップ タイ2026 準々決勝
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