「最近テレビで見かけないけど、北乃きいって今どうしてるの？」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
かつて、清純派女優として数々の映画やドラマで注目を集め、さらには朝の情報番組『ZIP!』の総合司会としても活躍していた北乃きいさん。
抜群の透明感と確かな演技力で、若手女優の中でも一目置かれる存在でした。
しかし、近年は地上波での露出が減ったこともあり、「芸能界から消えた？」と噂されることもあります。
けれど実は、彼女は今も舞台や映画、配信ドラマなどで活躍を続けており、その演技の幅はさらに広がりを見せているのです。
本記事では、北乃きいさんのプロフィールや経歴はもちろん、驚きの家族構成、意外すぎるプライベート、そして最新の出演作までを網羅的に解説します。
この記事を読めば、「あの頃のきいちゃん」だけでなく、「今の北乃きい」がもっと好きになるはずです。
北乃きいのプロフィールと経歴
北乃きいさんは10代から第一線で活躍しているマルチタレントで、女優業を中心に歌や司会など幅広い分野で実績を積んできました。
ここでは彼女の基本情報とキャリア初期を紹介します。
基本プロフィール
芸能活動の出発点から、彼女の人柄を知る手がかりになる情報をまとめました。
基本情報
- 本名／芸名：北乃 きい（きたの きい）
- 生年月日：1991年3月15日（現在34歳）
- 出身地：神奈川県横須賀市
- 身長：158cm
- 血液型：O型
- 所属事務所：フォスタープラス
趣味・特技
- 中国語（NHK「テレビで中国語」に出演経験あり）
- クラシックバレエ（小学1年から）
- ピアノ
- ゲーム機収集（所有台数は50台以上）
※クラシックバレエに本気で取り組み、ロシア留学を希望していた時期もあったとのこと。
芸能界デビューのきっかけ
中学生で芸能界に入り、瞬く間に注目を集めた理由とは？
ファッションモデルからのスタート
- 2005年、雑誌『Hana*chu→』の専属モデルとして登場。
- 同年、ミスマガジン2005グランプリを受賞（当時14歳）。平成生まれ初のグランプリ受賞者。
デビュー直後の主な活動
- ドラマ『恋する日曜日「夏の記憶」』で初主演。
- 女優活動のスタートは非常に早く、10代でキャリアを積み始める。
ブレイクのきっかけと評価
一躍有名になったのはあの映画とドラマの出演がきっかけでした。
映画『幸福な食卓』（2007年）
- 主演：中原佐和子役
- この作品で日本アカデミー賞新人俳優賞など複数の新人賞を受賞。
ドラマ『ライフ』（2007年）
- いじめと闘う少女・椎葉歩を熱演。
- 自身も中学時代にいじめ経験があり、役に強い共感をもって挑んだ。
受賞歴（2008年）
- 第31回日本アカデミー賞 新人俳優賞
- 第29回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞
- 第45回ゴールデン・アロー賞 新人賞
※当時から「演技派」として注目され、アイドル的な枠を超えた存在に。
その後の多彩な活動へ
女優業だけでなく、歌手・司会・舞台など幅広くチャレンジしています。
歌手活動
- 2010年「サクラサク」でCDデビュー（avex trax）
- 2011年「ザ・ベスト5ニュー・アーティスト（邦楽部門）」に選出
朝の情報番組『ZIP!』総合司会（2014〜2016年）
- 関根麻里さんの後任として抜擢
- 毎朝2時半起床で新聞を読み込む努力家ぶりも話題に
- 政治・経済の知識を高める機会にもなったとのこと
驚きの家族構成とプライベート
北乃きいさんの魅力は、スクリーンやステージだけにとどまりません。
彼女のプライベートは個性的で親しみやすく、多くの人に共感を呼んでいます。
特に驚かされるのは、その大家族ぶりとユニークな趣味です。
11人兄弟の大家族で育つ
日本では珍しい“11人きょうだい”の一人であることを公表し、話題に。
再婚家庭による大家族構成
- 両親がともに再婚で、双方に連れ子がいたことから合計11人きょうだい。
- 2021年には、29歳差の妹が誕生。「母子に間違われることもある」とテレビで明かした。
祖父母に育てられた幼少期
- 幼少期は主に祖父母の家で育つ。
- 祖父母の死後も、財布に写真を入れて持ち歩くほど大切な存在だったと語っている。
人柄が見える趣味や特技
多忙な芸能活動のかたわら、意外な趣味や習い事に打ち込む姿も魅力的です。
クラシックバレエと中国語
- 小学1年生からクラシックバレエを習い、一時はバレリーナ志望だった。
- NHKの語学番組「テレビで中国語」に出演するなど、中国語も堪能。
ひとり旅好き
- 関西方面によく一人で出かけることも。
- アメリカ村で服を買い、「甲賀流たこ焼き」を三角公園で一人食べるのが定番とのこと。
ゲーム機マニアという意外な一面
見た目とのギャップが話題に。本人も堂々と語る“オタク気質”。
50台以上のゲーム機を所有
- ゲーム機本体のコレクションが趣味で、色やフォルムに“色気”を感じると語る。
- プレイするよりも「飾って眺めて、匂いを嗅ぐ」のが好きという独特の愛し方。
エピソードがバラエティ番組で話題に
- 『今夜くらべてみました』（2019年7月放送）でそのマニアぶりを披露。
- 視聴者からは「変わってるけど親近感が湧く」「ギャップ萌え」と反響。
恋愛・結婚観も“自然体”
外見やキャリアにとらわれない、飾らないスタンスが人気の秘密。
「現世は一生独身でもいい」発言
- 2020年のインタビューで「結婚にはまったく焦りがない」と語る。
- 「無理に目標を持つことで苦しくなるなら、目標なんてなくていい」と話す姿が共感を呼んだ。
このように、北乃きいさんのプライベートは、家族愛にあふれ、自分らしさを大切にした魅力でいっぱいです。
芸能活動と同じくらい、彼女の生き方そのものがファンに愛されている理由かもしれません。
現在の活動と最新情報（2025年）
「最近見ないけど、今は何してるの？」そんな声がある中で、北乃きいさんはしっかりと芸能活動を続けています。
テレビ・映画・舞台・配信ドラマと、多方面で存在感を発揮している現在の姿を紹介します。
映画出演は主演クラスが中心に
女優としての実力が評価され、主演作品への出演が続いています。
映画『てっぺんの剣』（2024年公開）
- 本郷奏多さんとのW主演で、剣道をテーマにした青春ドラマ。
- 2024年11月全国公開（9月に大分先行上映）され、地方先行型プロモーションでも話題に。
- 剣道経験者の役作りにも真摯に取り組み、演技面での成長も高評価。
映画『おしょりん』（2023年公開）
- 福井のメガネ産業の原点を描いた作品で主演・増永むめ役を好演。
- 歴史的な背景と女性の芯の強さを描く役どころで、演技派としての地位を再確認。
ドラマでも存在感を発揮中
NHKをはじめ、民放でも継続的にドラマ出演を重ねています。
NHKドラマ『しあわせは食べて寝て待て』（2025年）
- 2025年4月〜5月放送の連続ドラマ。
- 主人公の友人役「反橋りく」として出演。食と人間関係をテーマにした作品で柔らかな演技が好評。
スペシャル・単発ドラマにも多数出演
- 『鬼平犯科帳 老盗の夢』（2025年2月）ではおとよ役
- 『夏目漱石〜吾輩が愛した肥後の国より〜』（2025年1月）では夏目鏡子役
- 歴史ある文豪や時代劇にも挑戦し、演技の幅を広げている
舞台・朗読劇にも精力的に参加
「演技力で勝負したい」という意志が強く、近年は舞台出演が増加傾向にあります。
『リボルバー〜誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ？〜』（2021年）
- ゴッホをテーマにした現代舞台で冴役を熱演。
朗読劇『青空』（2020年）
- 柴犬「麦」の声役で出演。
- 朗読劇でも独自の世界観を作り出す演技力が評価。
2025年末にはコント舞台にも挑戦予定
- AOI Pro.コント公演「混頓 vol.7」（2025年11月）出演予定。
- 秋元真夏・北村諒らと共演。バラエティ寄りの挑戦も話題。
SNSやメディア出演での発信も
テレビやラジオだけでなく、自身の思いや日常をSNSでも発信しています。
Instagramやブログで日常を公開
- フォロワーとの距離が近く、飾らない言葉で人気。
- 仕事の裏側、旅の様子、愛犬との時間などもシェア。
今後の展望についても発言
- インタビューでは「40代になっても舞台を中心に活動したい」と語る。
- 「焦らず、着実にやっていきたい」というコメントが印象的。
北乃きいさんは「地上波で見ない＝消えた」わけでは決してなく、むしろ舞台や映画、地方発信の作品などを中心に、真摯な姿勢で芸能活動を続けています。
その自然体かつプロフェッショナルな姿勢は、今後さらに評価されることでしょう。
まとめ
芸能界で10代から活躍し、今なお第一線で努力を続ける北乃きいさん。
その歩みは、決して派手ではなくとも、着実で、真っ直ぐなものです。
子役やアイドルの枠を超えて、演技派女優として映画や舞台に挑み、さらには情報番組の司会、音楽活動と、ジャンルを問わず多彩な才能を発揮してきました。
いじめという過去を乗り越えてきた経験が、彼女の演技に深みと説得力を与えているのかもしれません。
また、11人きょうだいというユニークな家庭環境や、クラシックバレエ、ゲーム機収集、ひとり旅といった趣味からも、自分らしさを大切にする姿勢がにじみ出ています。
外見の可愛らしさだけでなく、芯のある言葉や自然体な振る舞いに惹かれるファンが多いのも納得です。
2025年現在も、映画『てっぺんの剣』やドラマ『しあわせは食べて寝て待て』、そして舞台や朗読劇などに積極的に出演し、“表現者”として確かな道を歩んでいます。
地上波の露出だけがすべてではないと感じさせてくれる、まさに本物の女優といえるでしょう。
この記事を通じて、「最近見かけないけど、北乃きいってどうしてるの？」と感じていた方が、彼女の現在とこれからを応援したくなるような気持ちになっていただけたなら嬉しいです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
今後の北乃きいさんの活躍にも、ぜひご注目ください！
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